2016年06月15日

電波な女神のいる日常(2)


著者:望月唯一
出版社:講談社ラノベ文庫
電波な女神のいる日常(2)

セレナとの生活にも慣れてきた智希だが、夏休みのある日、実家が復旧したので戻ってくるよう言われてしまいます。セレナを引き留めておいて、自分はさよならという訳にはいかず、独り立ちすることを親に申し出ます。そんな智希に課された条件は「仕送り無しでしっかり生活する」というものでした。しかも監視つきで。その監視者は幼なじみの美桜。果たしで智希は独り立ち出来るのか? そのためにはまず「お金」ということで、テレビ番組の賞金獲得を目指すことに…種目はチアダンス…一瞬智希がチアダンスするのかと思いましたが、さすがにそういう一部受けを狙った展開ではなく、王道一直線な展開となっています。

表向きは(少なくとも)仲良くしているセレナと美桜。二人の協力によりメンバーがそろい、練習も始まります。でも二人とも可愛いですね。特に美桜。自ら「メンバー集め」を提案しておいて、智希に出した条件が「練習の時以外話をしない」ですからね。他の女の子にとられることを恐れている訳ですね。さらに、里崎がライバルに周り、色仕掛けをしてきて、さらに二人はヒートアップ。うーん、おもしろい。

智希がメンバーの親睦を深めるためのパーティの準備をしているところへ、里崎が乱入。かっさらっていこうとするのを当然止める美桜。里崎が出した条件は「どちらが智希を興奮させられるか(主に性的な意味で)」 うまいこと挑発にのせられた美桜が取った行動は……

その後も、夏祭直前に大型台風が直撃するなど、様々な困難が智希たちの前に現れます。それを乗り越えていく智希。その中で、智希と美桜の過去のすれ違いに焦点が当てられ……

って、この状況、セレナには申し訳ないけど、この二人の間に入り込むの不可能ですよ。幼なじみの空気感だけではなく、いろいろあったが故、深まった二人の信頼。そして二人に共通する「相手が一番大切な人」という想い… もう他人がどうこう出来るレベルじゃない。いくら女神さまでも、これは難しい……

そんな強固な絆を持つ二人をとりまくサブヒロインたち。それぞれが魅力的であるが故、ラブコメ濃度が高くなっています。直接的な描写はない(実際にもないのだろう)けど、胸焼けがするくらいいちゃらぶな劇甘ラブコメになっています。いいですねえ。

★★★★
posted by あにあむ at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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