2016年06月02日

ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情


著者:伊藤ヒロ
出版社:GA文庫
ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情

主人公・鳥居慎一が17歳になった朝、ラスボスを名乗る謎の美少女・大魔王アズアトスがやってきた。さらに美幼女な銀河皇帝、田舎ヤンキー系妖怪王と立て続けに現れます。彼女たちは「ラスボス」と呼ばれる存在で、全員「慎一」の婚約者と言い出します。それぞれが簡単に地球を滅ぼす力を持った存在。慎一の行動が世界の命運を握るということで、G8首脳の介入もあり大混乱…結婚か滅亡か、ラブコメ最終戦争…

…ということで、なんでこの本購入したんだろ? どう考えても地雷にしか見えないじゃないか…で結論、地雷です。久しぶりに地雷を踏んでしまった。ただAmazonでは評価高いんですよね。この作品。極端に人を選ぶ作品なのかも知れない。

まず、ヒロインたちが「汚い」 いや性格が悪いとか見た目がとかいう話ではなく、描写が粗すぎるんです。作者の「頭の中」では、キャラが明確なのかもしれませんが、それが文章に反映されていない。なので、ヒロイン個々の特性が見えてこない。特に3人目の妖怪王が一番いい加減な描写になっています。「田舎のヤンキー娘」で説明出来たふうにされていますが、なんのことやら…単に行動に一貫性のない人物(?)になっています。

さらに「大統領出したら話が大きくなっておもしろいだろ」という単純魂胆が見え見えなG8首脳陣の登場。現実に「世界の危機」が迫っているときに、その最前線に悠長に首脳が出向くことがおかしい。突っ込めば、短時間でどうやってシンイチ監視網をひいた? さらにイタリア首脳の言動にいたっては、単なる人種差別にすぎない低俗なもの。

結局「ラスボスってなんやねん」という説明がないまま書き殴っているのが、すべての元凶なんでしょうね。

タグ: 地雷
posted by あにあむ at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫
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