2016年05月28日

メタリックガーディアンRPGリプレイエグゼクス 黙示録の勇者、誕生!


著者:林啓太/F.E.A.R.
出版社:ドラゴンブック
メタリックガーディアンRPGリプレイエグゼクス 黙示録の勇者、誕生!

ロボットバトルRPGのブラッシュアップ版。新たな大戦「第三次世界大戦」が勃発した世界が舞台。そんな動乱とは縁遠い地方都市・命乃町に住む小学生・轟タイガ、神田結たいは、平和な日々をすごしていた。しかし二つの流星が落ちてきた時、日常は失われた。轟タイガは死に、そして戦士・勇者エクスタイガーとして覚醒する。

メタルガーディアンのゲームデザイナー自らが執筆・イラストを担当するリプレイとなっています。TVでのロボットアニメがベースになっているのかな? 全5話で構成されており、展開が非常に早いのが特徴となっています。闘いに巻き込まれて死に、ヒーローによって生命を分け与えられ、ヒーローになる。ウルトラマンの時代からのお約束を踏襲しています。

ロボット大戦に、タイガと結たち小学生の淡い恋模様も描かれており、それがしっかりリプレイに反映されているのはF.E.A.R.らしいですね。各プレイヤーによってPCに生命が吹き込まれているので、盛り上がります。

残念なのは、5話分を押し込めたこと。実際のプレイ時間も短かかったようですが、ストーリーを進めたいがため、一本道シナリオになっています。判定によって、シナリオに影響が出そうな部分がまったくない。さらに戦闘シーンは、ロボット大戦というジャンルが好きな人以外には盛り上がらないですね。ヒーローがピンチになる→さらに合体→必殺技で勝つという流れになっているのですが「なら最初からその形態で戦えよ」という疑問に応えるものはありませんでした。

またタイガが、ヒーローになることを受け入れることに対して逡巡がなさ過ぎたり(選択肢がなかったとはいえ)、短くしたことによる弊害がいろいろ…

せっかくリプレイなんだから、もう少し「運」や「プレイヤーの選択」が生かせるシナリオになっていたらよかったんですけどね。演出過多で楽しむことが出来ませんでした。

★☆
posted by あにあむ at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴンブック
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