2016年04月08日

オレと彼女の萌えよペン(5)


著者:村上凛
出版社:富士見ファンタジア文庫
オレと彼女の萌えよペン(5)

最終巻。いいシリーズだったぜい…ってあるぇ? 感想かく段になって、3巻と4巻飛ばしていることに気がつきました。これでいいシリーズだったと言えるのだろうか…
ということで、全5巻のうち2巻、つまり4割のエピソードをすっ飛ばしたのですが、正直違和感がありませんでした。なので、読んでいる最中はまったく気がつかなかったのですが、これってラノベ王道だったから、脳内補完していたのかなあ。シリーズが多くなってきて、その大半が3巻で終了。しかも似たような表紙だったりするので、最近時々途中巻が出ているのに気がつかず飛ばしてしまうのですが(単に歳とっただけだろ)違和感があり、ブログを見直すのですが、今回はそれがなかったのです。

前半は、茉莉とエミリがサンタコスで仕事をしたりとか「萌え」な展開が続いています。初詣イベントもこなし、ドラマCDが作られたりと連載も順調。順風満帆と思われたのですが、なんと連載誌に超人気作家が「バトアイ」と完全にかぶる連載を開始。その煽りを受け、人気が低迷していき、発売されたコミック2巻も1巻の半分ほどの売上。そのため「3巻打ち切り」が告げられ…漫画家として折れそうになった君島泉を支えたのは、相方である茉莉。さらに担当編集も頑張ってくれ、本誌での連載権を賭けた漫画グランプリに参加出来ることになります。二人で最高の物語を考えていく過程で泉は、茉莉が漫画の相方としてだけでなく、すべての面で「理想の女の子」であることに気づきます。告白して玉砕したら、漫画のパートナーですらなくなってしまうと悩む泉。そんな時に限って、二人だけで取材旅行をする羽目になり、お約束でホテルではダブルベッドに寝ることになり…

後半は、漫画グランプリを目指す泉たちの熱い闘いが描かれます。さらに泉に想いを寄せる女の子達との関係も面白いことになっていきます。まさしく「萌え」と「燃え」が同居したすばらしい展開。うん、飛ばした2巻なくてもいいや。この展開を楽しめれば十分です。脳内補填したエピソードについては、短編集で補完出来るでしょう。

★★★★
posted by あにあむ at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫
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