2016年03月28日

姉と妹の下着事情。(2)


著者:柚本悠斗
出版社:GA文庫
姉と妹の下着事情。(2)

前巻で、七緒の夢=モデルになりたいを応援し、服部三姉妹の仲を取り持つことに成功した創真彰人。彼の女性の胸への愛は留まるところを知らず、下着作りに青春をかけています。
そんな彼らの前に、現役女子高生モデルのリサが現れ、彰人の「元カノ」と名乗ります。彼女は誰もが振り向く美尻の持ち主で、最初誰か分からなかった彰人も「まさか……そのお尻は……リサ?」とお尻で気づくという…小学校からずっと同じクラスで、彰人曰く「異性と認識した」幼なじみ。彼女を見続けることで、女性の胸の成長もわかったという。で、ある日その胸を触らせてくれと告白…それ以降の認識は、彰人とリサで異なるのですが、彰人くん…いくらなんでもそれは…彰人に殺意を感じてしまいます。

モデルオーディションへの参加を許さない彰人の姉は、その理由を教えようとしません。そのかわり、彰人に「七緒とデートをすれば、その理由がわかる」と告げます。そのアドバイスに従って、七緒とデートをする彰人。ここでも彰人の「恋愛音痴」ぶりが発揮されます。その割りに煩悩には忠実なんですよね。結構扱いにくいヤツだろうな。

七緒たちの気持ちを知ってか知らずか、リサは彰人にお尻を触らせるなどアグレッシブに攻めてきます。七緒たちは、やきもきするのですが、それでもプロのモデルであるリサに七緒はアドバイスを求めます。七緒はなぜかバニーガールの格好でコスプレイベントに参加させられますが、そのイベントでモデルとしての致命的な欠点をリサから指摘されてしまいます。果たして、七緒は乗り越えることが出来るのか?

今回、新ヒロインとして二人目の幼なじみ枠が登場してきました。一人目の幼なじみ枠は非常に可愛そうな扱いになっており、彰人から「女の子」として見られないどころか、服部三姉妹からも「人間」として扱ってもらっていないような…ますますポメ子が板についてきています。それに比べリサは、異性として認められ、積極的に彰人の心を揺さぶっています。異性としての付き合いは、七緒たちがリードしていますが、リサは幼なじみのアドバンテージがあります。ただ相手はあの彰人。話を聞けば間違いなく「元カノ」なんですけど、彼にとってはそうではなかったようで…もしかしたら、リサもかわいそうな幼なじみ枠なのかも知れない…

この作品も、タイトルと乖離してきていますね。デビュー作ということで、奇抜なタイトルで目立とうとしたのでしょうが、これだけストーリーがしっかりしているのであれば、かえって邪魔になっています。タイトルでは、これほどしっかりしたラブコメだと思えないですものね。単なるエロコメにしか見えない。シリーズ途中でタイトル変えることは出来ないでしょうし「3巻の壁」もあるから残念です。

★★★☆
posted by あにあむ at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫
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