2016年01月18日

マンガの神様(3)


著者:蘇之一行
出版社:電撃文庫
マンガの神様(3)

今回は、楪葉に焦点が当てられます。伊織たちと交流していく中で「マンガの神様」を恐れる内向的な部分が、少しずつ溶けていってきていたのですが、国民的アイドルがマンガを描くようになり、ライバル誌の編集長から挑戦状をたたきつけられたことがきっかけで、まさかのスランプに…

国民的アイドル・夜桜は、自作品が掲載された雑誌のグラビア表紙や、イベント参加抽選券により売上を伸ばそうと画策します。それに対して、楪葉陣営は「作品の出来」で十分に勝負できると強気に出ていきます。ところが、夜桜と楪葉は、幼なじみであり、過去にいろいろあった模様。そういったことが原因で、自信を失っていき、ついには「漫画が描けなくなりました」と完全スランプに陥ります。それを伊織は、どのように復活させていくのでしょうか?

この作品で一番成長しているのは、伊織ですね。最初は自信家ではあるものの、いろいろと残念なところがあった彼が、プロとしてどんどん成長しています。ただ、恋愛に関しては、まったく成長出来ていないようではありますが…もっとも、邪念がない分、女性にはもてるようで、いろいろフラグが立ちまくっているのですけどね。

1巻は、蘊蓄が多く、正直面白くなかったこの作品。ストーリー重視に変わってきて、面白くなってきました。今回も、夜桜陣営の手法を完全否定せずに、戦っています。なので、面白さが増しています。
でも、よく考えたら、今回の対決。現在だから通用するんですね。往年のジャンプ・サンデー・マガジン全盛期の発行部数だと、アイドルの漫画が掲載された程度で、売上を逆転させることは出来なかったのではないでしょうか?

★★★
posted by あにあむ at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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