2016年01月12日

勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない


著者:岩波零
出版社:講談社ラノベ文庫
勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない 魔王の呪いでヒロインたちを同時攻略しなければなりません

主人公は、高校生の上月行人。ある晩、現れた妖精にRPG世界に召喚されます。魔王を討伐しないと現実世界が滅亡するという…。目の前に現れた選択肢から4人パーティでの攻略を選択した行人ですが、そこには罠があって…。クラスメイトの彩織、幼なじみの真奈美、従妹の梢とパーティを組むことになります。3人の女の子は行人に好意を持っています。でも告白はしていない状態。それを利用され、3人の中に爆弾が埋められており、それが爆発すると地球が滅亡するという…その爆発条件は
・告白され、断った場合
・自分以外に「行人が好き」な女の子がいると分かった場合
・自分に爆弾が埋められていることが分かった場合
……それまで、非モテの行人は「たいしたことない」と思っていたのですが、なぜか3人から告白されてしまい、もう大変。好感度を下げて、行人が振られれば、起爆条件にならないので、頑張って好感度を下げようとするのですが、なぜかうまくいかず…

いろいろと吹っ切れた作品です。というか、表紙がすべてを語っているというべきかも。RPG世界に召喚された時の初期装備は、バスタオル一枚のみ。もういきなり裸祭状態です。しかもヒロインたちは、無茶苦茶肉食系。異世界を夢だと思い、いきなりバスタオルを自ら外してご開帳などなど。さらに3人の行人に対する好意がすごいことになっている…いや、3人がおかしいため、好感度が下がりません。いきなり「パチンコに行くから金かせ」とせびったら、あっさり3000円くれて、行人のほうがドン引き…。異世界だけでなく、現実世界でも色仕掛けがどんどん増えてきて…「もう固くなっている」「こんな大きなの入るかな?」など生々しい台詞も…

行人の行動には「地球」の命運がかかっている。そう考えれば、行人は大変なはずなんですが、なぜなんでしょう。「行人、爆発しろ!」といいたいんですよね。

単純な異世界召喚やハーレムものではなく、ひねったところが非常に面白い。続きが待ち遠しいですね。

★★★★
posted by あにあむ at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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