2015年12月14日

僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(5)


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(5)

夏休みに突然耕介たちに文芸部廃部の危機が降ってわきます。
そんな折、伊吹が東雲家の別荘がある無人島での財宝探しを提案してきます。その島には学園理事長である伊吹の祖父が財宝を隠して緒り、それを発見できれば彼女の願いを何でも叶えてくれるという約束があるのだという。そこで、耕介達文芸部一行は、無人島に渡り、財宝を探すことに。

ハーレムラブコメの定番・無人島回です。耕介以外は全員女の子。しかも全員が耕介に好意を持っている状態。これでなにも起こらないほうがおかしいという状況ですね。無人島には、これまたお約束で凶暴な獣たちが生息しており、唯一の宿泊場所である洋館では、昔連続殺人があったという……さらには、嵐の夜、外部から遮断された洋館では、少女たちが一人ずつ消えていき…最後に残された耕介は……

いろいろとお約束が炸裂していますが、その分変な流れにならず、ストーリーを楽しむことが出来ます。前巻ではシャルテがメインヒロインでしたが、今回は伊吹と愛沢がメインヒロイン。前回、愛沢たちの存在がバレたこともあり、今回もシャルテは登場していますが、シスコン耕介にとっては、どこまで行っても妹のようです。一緒にお風呂入っても、平気なようですし、水浴びするシャルテを「きれいだ」と平気で眺めていますからね(世間的には変態という) 天虎は幼なじみのお子ちゃま扱いのまま。どうやら「異性」として意識するのは、伊吹と愛沢の二人に絞られてきたようです(九重は色物扱い)

今回もエロコメ用シーンが準備されています。前回ほどあざといシーンではなく「お約束だし仕方ないかな」というレベル。どちらかというと、ストーリーに重点が置かれていたので、受け入れることが出来ました。まあ相変わらず耕介はらっきーすけべの連続なんですけどね。

ところで、そろそろタイトル改変してもいいんじゃないかな(笑)。なんかもうビッチという言葉、まったく必要なくなっていますよね。色物担当の九重ですら、実際には純情な少女というのが明確になっていますし、ビッチが誰もいないのは明白。

ラブコメの行き着くところは、どこにあるのでしょうね? もう少し楽しめるようです。
★★★☆
posted by あにあむ at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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