2015年10月07日

碓氷と彼女とロクサンの。


著者:阿羅本景
出版社:ファミ通文庫
碓氷と彼女とロクサンの。

主人公は、志賀真。見た目は女顔な男子高校生。幼なじみである治男が、幼稚園の時に真を女の子と間違って、惚れてしまったというくらい美少女顔。でも姉の葵は、真を「真の男」として成長させようとします。

そんな真がある日、浅間夏綺と出会います。楽しそうに鉄道の魅力を語る彼女は、碓氷観光開発コンソーシアム・女子学生鉄道プロジェクト・通称しぇるぱ部で、ロクサンを女子高校生だけで運行して碓氷峠を走らせようという計画を説明します。真はこの壮大なプロジェクトに参加することになって…しかも女装して!

いろんなところに鉄(それも機関車)への愛が散りばめられた作品になっています。とはいえ、メインは夏綺たちの青春ドラマとなっているので、鉄道知識がさほどなくとも、十分に楽しめる作品になっています。少しずつ夏綺に惹かれていく真。そんな真に惹かれるしぇるぱ部のメンバーたち。女装という変化球はあるものの、夢に対してまっすぐ走り続ける真が気持ちいいですね。

真の姉である葵が、あまりにも鮮烈すぎて、疲れました。もう少し真のことを考えてあげることは出来なかったのかな? という思いが強くなります。個性を付けようとして、暴走したという感じですね。

しかし、碓氷峠の路線が廃止になってから結構経つんですね。つい最近のことと思っていたのですが、リアルタイムでも廃止後に生まれた子供が高校生になっているんだ…

★★★☆
posted by あにあむ at 17:05| Comment(0) | TrackBack(1) | ファミ通文庫
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