2015年08月10日

二線級ラブストーリー


著者:持崎湯葉
出版社:講談社ラノベ文庫
二線級ラブストーリー

主人公は、高校二年の松尾家之助は、親友の生徒会長・一ノ瀬秋、憧れの美少女・月本紗姫、妹の芽衣と共に生徒会に所属し、楽しい高校生生活を送っていました。その中で、家之助は、紗姫への想いを自覚するようになりますが、紗姫は秋のことが好きな様子。まあここまではよくある話ですね。友人が完璧超人で、想いの君も憧れている…… ところが、親友であったはずの秋にはとんでもない秘密があり、それを知ってしまったが故に、いろいろややこしいことになり…というのがストーリーになっています。

家之助・芽衣兄妹の軽妙な掛け合いを初めとする会話劇になっているのですが、どうもね、紗姫の性格が好きになれないため、途中からだれてしまいました。さらに秘密(カラー口絵で描かれているから、隠す気ないんでしょうね)がバレてからの秋の言動も、共感できるものではなく……

(少々ネタばれなので、ここで空白入れます)









(もういいかな?〜)
秋の秘密=女性だったってのは、いったいどうやって2年間も周りを欺していたんだ? という疑問が残りますが、そこは「ラノベご都合主義」で片付けるにしても、男装していた理由や、バレてからの行動は、異常すぎますね。秋が女性だということがわかってからの、紗姫の行動も異常。アブノーマルな女性ばかりで、読んでいて辛くなりました…

秋−家之助−紗姫という正三角形を作るのであれば、もう少しまともな性格にしないと、崩壊してしまいます。秋の性別というネタがあるのだから、それだけにしておけばよかったのに……せめて、秋が男装するようになった理由をマシなものにするとかさ。下着にはぁはぁするってのは、もうヘンタイでしかありません。男でも「妄想」で好きな娘の下着をはぁはぁってのはあっても、本当にするヤツは、ヘンタイのみ。ましてや女の子で、そんなことするなんて……「ラノベご都合主義」とはいえ、2年間もバレなかったというのは、現実味がなさすぎますね。もともと男性になりたいと思っていたといったバックボーンがないと、中学卒業−高校入学の間に、完璧に男性を演じきるのは無理でしょう。声や話方。さらには、健康診断やら体育やら……

まさに二線級のできばえでした…

★☆
posted by あにあむ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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