2015年07月01日

艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空


著者:むらさきゆきや
出版社:スニーカー文庫
艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空

艦隊これくしょんのノベライズ。私、艦これプレイしたことありません。ついでに艦船にも興味ありません。それ故、ノベライズやコミカライズされた作品にも手を出していなかったのですが、作者買いで思わず購入。結果、一部ひっかかりはあるものの、ラブコメとして充分楽しめる作品でした。

主人公の乗艦が「深海棲艦」に攻撃され、戦友を失い自らも死を覚悟します。しかし、突如として現れた九九式艦爆によって窮地を救われます。その際彼が目にしたのは、洋上で弓を引く美少女−瑞鳳の姿。後日、特殊な理由により鎮守府の提督に抜擢されることになります。そこは艦娘という少女たちがいる特殊な鎮守府。その少女たちと共に、深海棲艦に立ち向かっていく姿を描いていきます。

ノベライズということで、プレイ日記のようなシーンもあります。資源を渡して、しばらくすると武器や艦娘が建造される。しかも、同じ資源量でも別のものが作成されたりするという、ガチャのようなものや、提督は戦場に赴けず、モニタ画面を通して「進軍・撤退」などの簡単な命令しか出せないなどなど。

それだけだったら、途中で読むのをやめていたでしょうね。しかし、この作品は、艦娘と新米提督のラブコメに主眼をおいており、艦娘たちが、人間の少女のメンタリティを持った存在として描かれています。そのため、元ネタを知らない人でも、楽しめる作品に昇華されているのです。

ノベライズというカテゴリである以上、仕方ないのでしょうが、ゲーム内用語と思われる用語が大量に使われているのが、少々残念。別にその言葉なくてもよかったのでは? と思われるシーンもありました。

それでも瑞鳳と、新米提督の淡い恋の行方が楽しみになる作品ですね。

★★★☆
posted by あにあむ at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫
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