2015年06月26日

グリモアコートの乙女たち


著者:雨木シュウスケ
出版社:講談社ラノベ文庫
グリモアコートの乙女たち

鉄砲伝来と共に、魔女が伝来した日本の物語。西洋の魔女から独立した存在である大和魔女のみが利用出来るグリモアコートは、日本で誕生した万能魔法具。常夜坂女学院は、大和魔女の素質がある少女が集まる学院で、唯一グリモアコートを作ることが出来る組織でもあります。
主人公・眩星織音は男であるものの、とある目的のため、この学院に男であることを隠して入学することになります。共に入学予定だった姉の綾音が、急遽入学出来なくなってしまい、女生徒の中で女子として日常生活を送ることになります。だからこそ、まわりを欺けるのかもしれませんが。学生生活以外に、黒衣のグリモアコートに身を包んで調査を行う織音。二つのことを隠し通さないといけない生活が続きます。

ところが、クラスメートの・千輪環にあっさり、男であること・黒衣のグリモアコートを着て活動していることがバレてしまいます。彼女は、ライカンスロープの能力を持っており、織音の匂いでわかったようです。しかし、環は本来怪しいはずの織音をあっさり受入れ(男性であることも)さらに、誰にも言わないことを約束します。学校生活は、環の助けもあり楽に。

ということで、女装モノです。でも、もともと柔らかな物腰で女性的なため、あまり男性らしくないんですよね。どっちかというと、単なるボクッ娘のような…環も、なぜかあっさり織音を受入れ、しかも好意すら持っているようなんですね。でも手を繋いでいても、カップルに思えない。百合にしか見えない……

女装で、全寮制女学校が舞台ということで、いろいろらっきーすけべな展開があると思われそうですが、そういうシーンはまったくありません。織音が抱えているものが重いためか、シリアスな作品になっています。環も明るいだけの少女じゃなく、なにかつらいものを抱えているようですしね。

これからどのような展開になっていくのでしょう? なんとなく彼に関わった少女たちには、あっさり秘密がバレていくような気がします。特に男性であることがバレることによって、ハーレム要素というかラブコメがスパイスとして使われるのではないでしょうか?
★★☆
posted by あにあむ at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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