2015年06月25日

いでおろーぐ!


著者:椎田十三
出版社:電撃文庫
いでおろーぐ!

主人公は、非リアの高校生・高砂。雪のクリスマスイブ、カップルだらけの渋谷で「恋愛を放棄せよ!すべての恋愛感情は幻想である!」と演説していた少女と出会います。普通なら「変なやつ」で終わるのですが、この少女が同じクラスの領家薫だということが判明。さらに、その思想に共鳴を受けることに……昼休みにきゃっきゃうふふと遊ぶリア充に屋上から「リア充爆発しろ!」と叫ぶことに。それを見ていた領家から「同志」として「反恋愛主義青年同盟部」に誘われることになります。ところが、彼女の活動家としての姿と、可愛い女の子であるという二面性に、どんどん惹かれていきます。活動のほうは、仲間も増えて「バレンタイン粉砕闘争」の工作を着々と進めていきます。

ということで、非リア充の生活を描くと偽装したリア充たちの物語になっています。領家の思想は、世界を破滅に招くものだと主張する「謎の幼女」も登場しますが、1巻の中では、ほんとんど目立った活動はしていません、次回以降に重要な役が回ってくるのかな?
同盟の活動は、革マル派などの活動をベースとしているようで、そういった用語も出てきます。しかしながら、高砂はかなり早い段階で、領家を「異性」として意識しており、活動の下見という名目でデートに誘い出しますし、領家も恥じらいながらデートに応じるという状態。なんだか「反恋愛」ということをダシにした、恋愛のようです。

次巻以降は、もう少しラブコメに軸をおいた作品に生まれ変わってくれると面白くなりそうです。

★★
posted by あにあむ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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