2015年06月12日

姫騎士くえすと


著者:高尾瑞夫
出版社:一迅社文庫
姫騎士くえすと

主人公は、少年騎士・ヒート。魔王復活の時が近づきつつあることを察知した王国騎士団は、ヒートとヒートの飼い主を自称する姫騎士・クリス=ローザに、魔王殺しの魔剣の封印を解く任務を与えます。その方法というのが、100人分の姫騎士のマナを吸うこと。そのマナにより、魔剣を覚醒させることが出来る。マナを吸うためには、姫騎士を性的に絶頂させる必要があるということで、エロ一直線ですね。この「性的絶頂」をネタにしたラノベは今までも多々ありました(というか、最近無茶苦茶多い) この作品は、その手のシーンだらけになっているというのが特徴ですね。

まず、クリスはヒートにベタ惚れ。にも関わらず、ヒートが姫騎士とそういうことするのは、仕方なしに許しているようです。ただし本番は絶対ダメと……姫騎士ごとに性格や年齢が異なるということで、いろんなパターンでマナを吸っていくヒート。さらには、以前仲間だった姫騎士も登場してラブコメも……

この作品、どう考えてもレーベル間違いです。ただ18禁レーベルとしてだったら、あまりにもレベルが低すぎて出版出来なかったかな? いずれにせよ中途半端ですね。それぞれの姫騎士の描きわけなど、基本しっかりしたストーリーになっているだけに惜しいなと。まずエロシーンを設定して、そこにストーリーを持って行こうとしているようで、エロシーン前から、ストーリー展開が強引になっているんです。別にこのシーン、すっ飛ばしてもよかったのでは? エロコメは、寸止めが面白いのであって、この作品みたいに最後までいたしてしまうと、面白さは半減してしまいます。特に後半は、本番シーンだらけだし……

読書メーターでは、案外人気高いんですよねえ。そういった作品が好きな人ほど、頼りなく感じると思ったんだけどなあ。

★☆
posted by あにあむ at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 一迅社文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/140403272

この記事へのトラックバック