2015年05月27日

ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 伝承のミロワール


著者:藤井忍/F.E.A.R.
出版社:ファミ通文庫
ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 伝承のミロワール

NW3の上級ルールを導入したリプレイ。きくたけ氏が藤井氏へ無茶ぶりするという導入で、これって最近のF.E.A.R.リプレイの定番となっていますね。今回藤井氏に依頼されたのは「日常の危機」「世界滅亡」に新たな要素を加えること。まあ一話で一回世界に危機が訪れるRPGですからねえ。はにゃあな藤井氏が選択したのは「ご当地伝奇」でした。確かにご当地モノはプレイヤーが感情移入しやすいことが多いですからね。でも諸刃の剣であることも事実。それは、ご当地であるが故、細かなディティールが気になるというもの。今回は、架空の加賀見塚市を舞台とすることで、その危険を回避しております。

しかしながら結果としては、失敗だったのかな? PCのうち3人が外様であり(うち一人は蟹だ)あまりご当地感が出ていなかったです。

PCは戦艦大砲を操る高校生、腹ペコ剣士(単に中の人の素という話もある)、三国志の英雄、そして蟹。あまりにも個性豊かなメンバーであり、そんな奴らが集まるところは存在しないだろという感じ。

シナリオは、非常に素直なものでした。特に大きなトリックもなく、ボスキャラも明確で、なにをすべきかはっきり示されています。なので非常に読みやすい。でも記憶に残りにくい作品でした。各キャラはしっかりしていると思うのですが、最後まで蟹になじめなかったですね。身近にいる蟹が、話をし、闘うというのは、シュールというより気持ち悪いものがあります。どうせなら、非現実なキャラのほうが面白かったのでは?

★★☆
posted by あにあむ at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫
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