2015年03月04日

魔王なあの娘と村人A(9)〜村人たちの秘密のクエスト


著者:ゆうきりん
出版社:電撃文庫
魔王なあの娘と村人A(9)〜村人たちの秘密のクエスト

《魔王》竜ヶ峯桜子と、《勇者》光ヶ丘翼の生徒会選挙の火蓋が切って落とされた。二人が生徒会会長に立候補することに。佐東は、学級委員兼選挙管理委員になり、どちらにも味方出来ない(しない)立場に。ところが、投票日前に開催される体育祭に、なぜか個性者たちが参加することなる。そのため、役所からは「順位をつけない」という、よくわからない通達が出て、事務局は混乱に陥る。そりゃ、幼稚園の「仲良しうんどうかい」じゃないんだし、順位がつかなければ、盛り上がりようがないものなあ。事務局(村人たち)は、裏で個性者と競う形にして、盛り上がろうとするのですが……

なんだか、どんどん個性者の行動根拠がわからなくなってきました。特に運動会に参加することなった経緯がよくわからん。桜子と翼は理解できるんだけど、それ以外の個性者にとって、目的はなんだったのだろう。基本一人一人が主役な個性者たち。チームプレイは出来ないはずなのに……

というか、佐東の「村人A」も充分個性者なんですよね。当初もう少しエキセントリックだった「個性者」という存在が、どんどん曖昧になってきたため、一般人との差がよくわからなくなってきています。

シリーズものにしてはめずらしく、比較的早い流れで作品内時間が流れています。ということは、いずれ「卒業」という時期が来るということですが、最後はどうなるのかな? 個性者という概念をぶっ壊す形で話が進むのか、それともうやむやのまま進むのか?

さらには、佐東とヒロインたちのラブコメの行方も楽しみですね。

★★★
posted by あにあむ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/114612102

この記事へのトラックバック