2015年02月10日

サービス&バトラー(3)


著者:望月唯一
出版社:講談社ラノベ文庫
サービス&バトラー(3)

主人公・直哉が陽菜お嬢様の執事になって三ヶ月。第二テニス部の活動も落ち着いてきた今、自分たちが卒業したあとに残されることになる珊瑚のことを考えると、第一テニス部との対立をそのままにしておくわけにはいかない。そこで珊瑚の未来をかけて、第一テニス部の部長たちと勝負をすることに… とはいえ、「俺もそろそろ着替えるから、珊瑚は着替えを見守っててくれ」「はい、分かり…ませんよ!先輩は無限に変態ですね!」とセクハラは絶好調!しかし、直哉のポテンシャルかなり高いですね。陽菜の屋敷に執事として雇われてたった三ヶ月。それまでに、同種の仕事をしていたわけでもないのに、そつなくこなしています。メイドさんたちの管理も完璧。交渉も得意なようですし、あのセクハラがなければ、女性陣から取り合いになりそうですね。

今回は、珊瑚ヒロイン回となっています。1巻は直哉と修一のシングル。2巻は月城の女子シングル。そして今回は混合ダブルスとなっています。前2巻に比べるとテニスシーンが増量されていますね。そろそろ限界です。テニスに興味がないのでよーわからんのです。怪我をした直哉や、ドロップアウトした翠たちと異なり、珊瑚はトップを目指してテニスを続けていく素材。なのに今のままでは試合にすら出ることが出来ない。だからなんとかしようということで、今までの経緯を考えれば普通第一テニス部が受け入れる流れなんでしょうが、そこは悪名高き第一テニス部。一筋縄ではいきません。直哉もいままで一番苦労したのかな?

残念なことに、このシリーズ。ここまでのようです。確かにヒロイン回が一巡したし、区切りとしてはいいのでしょうが、せっかく出てきた第一テニス部の左手先輩こと日照田部長の回も欲しかったな。そういや芹葉回もなかったしな。彼女の「空気を読まない」という「空気の読み方」は、友人にいたらものすごく楽だろうなというものでした。さらにメインヒロインだったはずの陽菜も、活躍できないままだし…2巻では、まだ地味にアプローチしていたけど、3巻はほぼ脇役。なにも言えてないものなあ。

この会話劇は非常に楽しいものでした。次回作では、もっと日常を中心とした会話劇になれば、ゆるゆる続くシリーズになりそうです。

★★★☆
posted by あにあむ at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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