2015年01月28日

魔王子グレイの勇者生活


著者:広岡威吹
出版社:GA文庫
魔王子グレイの勇者生活

主人公は、魔王子グレイ。以前、勇者に襲撃された際、吸血鬼・サラを守るために、勇者と闘った結果、魔力が封印されてしまう。魔界では「力こそすべて」ということで、序列が大幅に落ち、サラを守ることも出来ない。そのため、勇者の秘儀を習得するため、魔族討伐の勇者を育成する、マグナルクス勇者学校に、サラと共に入学。封印されているとはいえ、そこは魔族。圧倒的な身体能力により、あっという間に学年トップクラスへ。

そんな彼を快く思わない一学年上の首席・エリーに魔族であると疑われてしまう。しかもそのエリーは、グレイの兄であるヴァルディスと共にサラを狙っているようで…

主人公が力を封印された魔族ってのは、よくある設定ですね。吸血鬼ってのも、よくあるパターン。ついでにドジッ娘・ミレーヌの存在もパターンですね。ってことで、パターンを踏襲したわかりやすいお話になっています。

グレイとエリーの関係性の変化が、物語の中心。「対等でありたい」と思うグレイと、序列を明確にしたいと考えるサラ。でもその割に、グレイを使役したいといった願望はないようで、ミレーヌに優しくするグレイに嫉妬するあたりは、普通の女の子(とはいえ、本当の年齢は?)

落ちこぼれたために、魔族としてより、人間に近い考えをするようになったグレイ。「君には負けない」という強気な点は、魔族らしいけど、友人と仲良くしたいというのは、人間の考え方。果たしてどちらへ傾いていくのでしょう?

そうそう、魔族らしい点がもう一つ。こいつ、たらしです。この先、何人にフラグを立てるのでしょうか?

★★★
posted by あにあむ at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫
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