2015年01月17日

覇剣の皇姫アルティーナ(6)


著者:むらさきゆきや
出版社:ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナ(6)

今回は、海戦が舞台。陸戦は経験もあり、書籍で得た情報を元に軍師としての役目を果たせたレジスですが、海戦どころか船に乗ったことすらない状況で、机上の理論が通用するのか?

レジスの采配でなんとか全滅は免れたものの、まだまだ危機的状況から抜け出せない帝国軍。海路からの補給を止めないと、勝ち目がない戦。ところが、海事力でもハイブリタニアに負けている帝国軍。陸以上に、艦船の能力差が戦力差になっており、一朝一夕で彼我の差を埋めるのは困難。そんな中、レジスが立てた采配とは?

陸戦では、大きな実績を上げ「魔法使い」の二つ名がつくほどになり、アルティーナを始めとして、彼の事を信用する将校も増えてきましたが、海軍は別。海の素人であるレジスの戦略に生命を預けるためには、彼に対する信頼がないと無理。さらにレジスの案は、海戦の常識を無視したもの。船長たちをどう信頼させていくのか?

なんだか、レジスがどんどん策略家になってきております。人前で話すことが、苦手だったはずなのに、交渉までするようになってきて、さらに駆け引きまで出来るようになってきています。書籍から得た知識に「経験」という肉付けが出来てきたためでしょうか?

今回、海戦が部隊となっているため、アルティーナが活躍する場面がほとんどありません。さらにレジスも今ひとつ冴えていない感じもあります。そういった意味で、なぜレジスの策を海軍が受け入れたのか? 説明不足になっているような気もします。

ついに貴族の称号を得たレジス。担っているものにようやく称号が追いついてきたという感じですね。

★★★☆
posted by あにあむ at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/112260155

この記事へのトラックバック