2015年01月07日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術


著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

むらさきゆきやさん、なんかいろんなレーベルから出版されているなあ。
主人公は、坂本拓真。引きこもり気味だけど、MMORPGクロスレヴェリでは、他プレイヤーから「魔王」と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇るプレイヤー。滅多に本気を見せることなく、紳士的なプレイで相手を圧倒する。ただ唯一相手が、カップルでない限り……そんな難儀な拓真が突然ゲーム内の姿(=魔王)のまま異世界に召喚されてしまいます。そこは、クロスレヴェリに似た世界で、召喚主は二人の少女。ところが、ゲーム内の固有能力「魔術反射」が発動し、少女たちが奴隷となってしまう。しかしながら拓真にはコミュ力がなく、しかも相手は美少女二人。どうしようもなくなり、とりあえず魔王ロールプレイに走ることに。

「俺がすごいだと?当然だ。我はディアヴロ…魔王と怖れられし者ぞ!」

普通なら無茶苦茶痛い人なんですが、ゲーム内の経験値はそのままだったようで、その世界では、とてつもなく力を持った存在だった。

ということで、ありがちな「ゲーム内に召喚されたら」というお話です。ヒロインもぺったんとでかいの二人と、デフォルトになっています。その割に全体的なイメージは面白い。たぶん、主人公の葛藤がおもしろく描かれているからでしょうね。その世界では、圧倒的な力を持っているものの、ゲーム世界と異なり、リセットはない。ダメージを受けたら痛いし、血も出る。だから、穏便に済ませたいのに、コミュニケーション能力の欠如で、魔王ロールプレイをして、結局無駄な火種をばらまくことに。

ヒロインズの出自も、ストーリーと齟齬がなく、元々は「召喚主はどちらか」で争っていた二人が、いつの間にか別の意味で取り合いをするようになる過程は、ラブコメです。レーベルの違いか、えっちなシーンも二回ほど。

いろんな面で、続きが楽しみですね。

★★★★
posted by あにあむ at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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