2014年11月26日

僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。

タイトルは、なんとなく駄作を連想するものでしたが、読んでみたら悪くないねえ、といったもの。

主人公は高校生の育野耕介。現実の美少女はビッチばかりだと信じている。っていうか、そもそも「ビッチ」ってなんだ? そのあたりがはっきりしていないな。
そんな、耕介がある朝、生徒会長補佐を務める清楚系美少女・東雲伊吹から、文芸部は廃部になると告げられる。耕介にとって唯一自由になれる場所まで、取り上げられる……
伊吹は、生徒会の手伝いとして生徒の相談に応えることを、文芸部存続の条件として出してきます。その最初の相談者が金髪巨乳美少女・愛沢愛羽。援交しているという噂もある彼女は「実は男性と付き合った経験がまったくない」そのため、疑似彼氏になって欲しいというもの? 果たして耕介は?

メインストーリーそのものは面白いです。愛羽もかわいらしいし。ただこの作品には大きな欠点があります。

その1
ビッチという言葉。耕介が「美少女はすべてビッチだ」と思い込んでいるというのを強調しようとしているのでしょうが「まんじゅう怖い」にもなっていない。そもそも愛羽はギャルでもなく、ビッチでもない感じしかしない。

その2
無駄な登場人物が多い。
メインヒロイン2名以外に、幼なじみ枠と義妹枠ヒロインがいます。が、どちらも今回登場させる意味があったのか?(特に幼なじみ枠) 登場したけど、ストーリーに影響を与えておりません。義妹は、異常なブラコン。というか、エロ小説状態(身体が疼いて我慢出来ないから、抱いてくれと義兄にいうような…さらに義兄の大切なところに、自分の大切なところをこすりつける(ということは、義兄も戦闘態勢になっていたんだ)などなど。まあこの義妹が主人公の性格を決定づけたとのことですが、いらんな。

次巻以降、これらの登場人物をうまく料理することが出来るのか? それとも忘れ去られてしまうのか? これ以上増やすともう収集つかなくなりそうですね。

そうそう、結局のところ、この物語は耕介のハーレムを描いているだけじゃないか? 爆発しろ!

★★★
posted by あにあむ at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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