2014年10月29日

覇剣の皇姫アルティーナ(3)

著者:むらさきゆきや
出版社:ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナ(3)


第二皇子ラトレイユから建国記念祭に参加するようにとの書状が届きます。そこには、ラトレイユの参謀ジェルマン、第一皇子オーギュストや地方貴族を束ねる公爵家の令嬢などが、策謀を巡らせている危険な場所。しかしながら、この招待に応じなければ、ラトレイユにアルティーナを失脚させる理由にされてしまう。レジスは、どのように対応するのか?

今回は、皇位継承を巡る兄弟間の争い。要塞攻略のような派手さはないものの、軍師の手腕がそのまま勝敗につながるシチュエーションになっています。前半は、レジスが完全に後手を踏んでおり、まわりの思惑に引きずられてしまうシーンが続きます。帝都で軍を掌握している皇子ですから、強敵なのは当たり前なんですが、それにしてもレジスの動きが鈍く、一手足りない状況。ところが、第一皇子の秘密をエリックが見破ったことにより、状況が一変します。策略を利用して、さらに策略を重ねることで、相手軍師を出し抜く。武力による押さえ込みではなく、策略による戦い。こういったのも面白いですね。というか、軍師が主人公である以上、こういう話がないと。

今回、さらにエリック女の子説が現実味を帯びてきました。というか、あの鈍感レジスもうすうす感づいているような感じですからねえ。そりゃ「ドレスが着たい」と言ったり、同部屋で着替えをしないし、レジスの着替えを直視出来ないという事実を積み重ねれば、当然結論は出てきます。別の腐った見方はありえないし、したくない。

今回もさらに名を上げたレジス。アルティーナは完全に陥落しているようですし、クラリス、エリック(女の子だとしたら)などなどフラグ立ても順調に進んでおります。相手にフラグを立てていくのに、自分は攻略されていないという、どうしようもなく難攻不落な要塞ですね。

アルティーナの夢を実現するためには、戦争をしていたらダメ。しかしながら、どうも国内だけでなく海外からも迫ってくる影がある模様。レジスやアルティーナは、どのようにして打開していくのか? 楽しみですね。

★★★★
posted by あにあむ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫
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