2014年10月16日

覇剣の皇姫アルティーナ(2)


著者:むらさきゆきや
出版社:ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナ(2)

北方辺境連隊の実質的な責任者を明確にするため、ジェロームと決闘をしたアルティーナ。なんとかジェロームに勝つことができたのですが、今度は蛮族が攻め込んできます。レジスの軍師としての初陣。常識とは異なる方法で、勝利し、さらにアルティーナの希望もあり、蛮族を味方に引き入れることにも成功します。

アルティーナの夢に向かって、順風満帆なスタートとなりましたが、この情報を兄皇子が掴み、皇姫軍の弱体化を狙って「ヴァーデン大公国の要塞」を攻略せよという命令が下ります。この養蚕は難攻不落と言われており、皇姫軍の実力では、攻める=全滅するというもの。もちろん、命令に反すれば「逆賊」として正規軍に攻められる。この危機に対して、軍師レジスがとった戦略は?

ということで、今回もレジスの戦略を中心に、話が進んでおります。レジスは本人が意図せず、女性たちを惹きつけるものを持っているようで、アルティーナを始め、いろんな女性から言い寄られています。もし彼に「そういった」知識がもっとあれば、すでに凋落しているだろうなという、直接的なアプローチもあったりします。レジスを中心としたラブコメ(蛮族の王からも迫られる〜男色家らしい)。どのように転がっていくのでしょうか?

戦記物として見た時は、少し低い評価になりますね。確かにレジスの考える戦術は悪くないのでしょうが、あまりにも都合がいいほうに転がりすぎです。彼の机上の理論が、はまりすぎており、おもしろみがなくなっています。もう少し、苦労があってもいいと思うんだけどな。

ま、その分女性関係(騎士・エリックももしかしたらリボンの騎士なんでは?)では、これからも苦労しそうなので、バランスがとれているのかも知れません。

幼女がでてこないむらさきゆきやさんの作品ですが、こちらは楽しく読み続けられそうです。異能が出てこないことも、物語を芯のあるものにしています。

★★★☆
posted by あにあむ at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫
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