2019年12月02日

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(8)


著者:花間燈
出版社:MF文庫
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(8)

「私たち、付き合ってみよっか?」という流れで、生徒会長の鷹崎志帆先輩の恋人のフリをすることになった慧輝。最近先輩につきまとっているストーカーがいるため、慧輝という恋人がいるところを見せて、諦めてもらおうというもの。当然書道部の面々からは、白い目で見られることに……さらには小春先輩と翔馬の恋の悩みに、夕妃との休日デートなどなど。今回も慧輝はモテ放題。

ストーカー対策として「恋人の振り」するってのは、最悪の手段と思われます。ストーキングするような、粘着質タイプが「相手に恋人がいる。じゃ、あきらめよう」となるわけない。完全に逆上させてしまう流れですよね。で、実際今回もそうなっています。それゆえ、慧輝は頑張って犯人を突き止めようとするのですが、それは難しいようです。
書道部の面々は、みな一級の美少女。生徒会の二人も美少女。で、そんな美少女たちに好意を寄せられている慧輝ですが、残念なのは全員「変態」なこと。匂いフェチ、S嗜好、M嗜好、露出嗜好、ついでにロリ嗜好……慧輝に寄ってくる美少女はみな変態。そんな中、志帆は、非常にまともに見える美少女。そんな女性から「恋人のふり」として、膝枕してもらったり、デートしたりしたら、そりゃ、本当に好きになってしまうがな!ですね。ところが、この小説は「変態が湧いてくる」がウリ。当然志帆も普通じゃなかったです。

そろそろ変態打ち止めかな? と思ったのですが、まだまだ出てきそうですね。しかもその「変態さ」が明後日の方向に行っていないのがすごい! エスカレートして、非現実的なものになったり、ストーリーと関係のないものになりがちですが、ちゃんと変態が意味をなしている(私はなにがいいたいんだろう?)ので、楽しいです。

★★★☆
posted by あにあむ at 15:49| Comment(1) | TrackBack(0) | MF文庫

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(7)


著者:花間燈
出版社:MF文庫
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(7)

前回の最後で、部費の不正利用(コスプレ)がばれた書道部。その穴埋めを生徒会から命令されたものの、紗雪先輩はバイトでも失敗。そんな時期に些細なことで紗雪先輩と喧嘩してしまい……というのが前巻。今回は
「お金のためにえっちなメイド服着て欲しい」という慧輝の一言からストーリーが開始されます。このアレな発言の真意は、文化祭の出店で費用補填するため、メイド喫茶を開くことにしたということなんですが、それには大変な苦労があって……

突貫工事でメイド喫茶出店するため、桐生家で合宿を行い、唯花がメイド服を、真緒がポスターを、そして瑞葉が料理を作り、慧輝が雑用全般ということで間に合わせるところは、なかなか熱い青春ドラマでした。書道部が一致団結したところを見せつけましたね。慧輝は、鷹崎会長のアドバイスにより、紗雪先輩の家を訪問し、紗雪先輩ともなんとか仲直り。めでたしめでたし……とはいかず、なぜかメイド喫茶にお客さんが来ず……

今回前半は変態度低めだったように感じます。書道部のメンバーが「変態」だってこと、忘れそうなくらい……ウソです。至る所に変態が現れています。今回一番悲惨だったのは、文化祭実行委員長でしょうね。アレは辛いわぁ。黒歴史どころじゃないね。

どんどんスペックが上がっていく慧輝。果たして、誰とどのような形でひっつくのでしょうね。

★★★
posted by あにあむ at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫