2019年07月23日

自重しない元勇者の強くて楽しいニューゲーム(6)


著者:新木伸
出版社:ダッシュエックス文庫
自重しない元勇者の強くて楽しいニューゲーム(6)

おお、5巻読まずに6巻読んでしまった。確かに突然始まった感があったんだよな。でもさほど問題なく、読み進められたのが不思議です。まあね、ストーリーはあってないようなものですからねえ。今回もいつもどおりです。舞台が巨人の国に変わったことくらいですからね。この国は、強ければ強いほど美しくなる女巨人たちがいます。また国は問題を抱えていて…

ってことで、今回は巨人の国でヤリたい放題をしています。まあすでに「自重しない」というレベルを越えていますね。オリオンの守備範囲はどうなっているんでしょう? 一応下限設定はあるようですが、それもあまり倫理的なことが要因ではなく、単純に「難しそう」というだけではないでしょうか? 倫理的な面を重視するのであれば、現場においておくことないでしょうしね。年齢はともかく、種族に対する制限がまったくないのがオリオン。「メス」であれば、なんでもいいようです。蜘蛛もOKだし、魚介類もOK、家畜もOK。もうなにがなんだか。今回の相手は巨人です。それもサイズ差はとんでもないようです。じゃあどうやっていたしたのか…詳細な描写はありませんが、どうやら、あの穴に全身で入り込んで、回転していたようです…相手はともかく、本人は気持ちいいものなんだろうか? そんなことを考える必要がない小説なのでしょうが…

4巻でも「そろそろ無理かな?」と感想を書いていますが、今回はさらにその気持ちが強くなっています。もうエロではなくギャグになっており、そのギャグがすべりまくっている状態です。次回はどうしようかなあ。

★☆
タグ:異能 ★☆ 自重
posted by あにあむ at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ダッシュエックス文庫

2019年07月11日

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(8)


著者:恵比須清司
出版社:ファンタジア文庫
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(8)

今まで、涼花の代理として、ラノベ作家を名乗っていた祐。自らも本当のラノベ作家になりたいと、いろんな出版社の新人賞に応募していたのですが、ある日とある出版社から電話が入ります。賞は落選となったが、光るものがあるので、一度会って話がしたいと…
舞い上がる祐ですが、聞いたこともない出版社ということもあり、涼花は疑心暗鬼。しかし祐は、涼花の心配をよそに、編集者と会う約束をしてしまいます。果たして、祐はラノベ作家としてデビュー出来るのでしょうか?

7.5という妙な巻を挟んで、本編へ戻りました。今まで、何度も大賞に落選していた祐に、ついにお誘いがかかります。舞い上がってしまった祐。でもそんな簡単にいくわけはなく、迷い道に入り込むことになります。祐の立場を知っているのは、涼花のみ。それ以外のヒロインは、祐はすでに売れっ子ラノベ作家と思っています。「仕方ないですね。お兄ちゃん」ということで、ラブコメを書き出した祐に涼花が全面協力。恒例の夏期合宿では、無人島で二人きり。涼花のことを異性として意識するようになった祐と、さらにあぶない関係が進展していきます。まあ、兄妹という足かせが無ければ、この二人相思相愛ですからねえ。

高校編になって、少しはマンネリが消えるかと思いましたが、まったくその気配はなし。前巻には出てきていた、涼花の同級生も登場せず、結局は以前のメンバーが、いつも通りの大騒ぎをするだけになっています。いい加減、ストーリーが進まないと、飽きてしまいそうです。次巻はまた妙な8.5という巻号になっています。メインストーリーは進まないでしょうし、その次に期待ですね。

★☆
posted by あにあむ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫

2019年07月10日

アジャンスマン


著者:御手座祀杜
出版社:ファンタジア文庫
アジャンスマン:あるいは文化系サークルのラブコメ化を回避する冴えたやりかた

とある事情で学校を1年休学していた、山繭旁が主人公。彼が休学前に所属していた現代コンテンツ表現調査部会の扉を開けてみると、そこでは美少女たちが楽しくアニメやゲームのオタトークを繰り広げる世界になっていた。休学前の硬派なサークルはどこへいった?旁が、サークルの美少女が手がけるラノベにアドバイスをして、よくなりました。ってだけの話。

作者は、もともとラノベではない分野からの転身組(といっても新人さん)のようですが、ラノベの「なんたるか」が理解出来ないまま書き殴った作品なんでしょうね。とりあえず、小難しいこと言わせて、異能を出して、ついでに美少女を出して、いろんな属性入れて、あ。妹属性いれておかないと…てな感じで進んでしまったようです。キャラクター間の関係性が極端に薄い作品になっています。なぜ旁に好意を抱いたのか? それも曖昧。さらに旁のいう異能(能力と表現されている)が出てくるにいたって、本を投げ出したくなりました。まあ前半(というか大半)が、うんちく語りになっているんですけどね。

正直旁のアドバイスって、底が浅いです。その程度のアドバイスで、Web小説人気ランキングを左右するというのは、浅はか。すべからく創作活動は「能力(=異能)」がある人が優れている。まあ確かに「能力」がないと、いい作品は生み出せないでしょうが、それは異能ではなく、普通に誰もが持っている才能。それに努力が組み合わさって、いい作品が生まれているはず。異能だけで作品が生まれるなんて、面白くもなんともない。

久しぶりに地雷でした。

タグ: 地雷
posted by あにあむ at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫

叛逆のドレッドノート


著者:岩田洋季
出版社:電撃文庫
叛逆のドレッドノート

煉気と呼ばれる異能力をもった子供たちが集められている、日本の沖合から遠く離れた島に存在する学園。そこに入学することになった岩代零が主人公。彼は、島に到着後、森に迷い込み、そこで真紅のドレスを身に纏う新宮百華と出会います。彼女に触れた瞬間「共振錯覚」によって、お互いの思念が映像として流れ込み、恥ずかしい秘密を共有することに。一番最初に出会った彼女は、学園の超問題児であり、零は百華に振り回されることになります。

てっきりラブコメと思っていたのですが、どうもそうではないようです。島に集められた子供たちの煉気に引き寄せられる正体不明の「蛇」と呼ばれる生物(?)と戦っています。結構シビアな話になっています。また百華が「叛逆少女」と呼ばれている理由も結構重いものです。その割に、共振錯覚によってもたらされる百華の「秘密」は非常に恥ずかしいもので、性的な妄想まで含まれています。これって思春期の少年少女には無茶苦茶辛いですよね。

ラブコメとシリアスのバランスがいまのところ、崩壊しているように思えます。共振錯覚をコメディタッチに使うのであれば、もう少しラブコメ寄りのほうが楽しめそう。コメディになったと思ったら、すぐにシリアスに戻ってしまい、他の生徒たちとの確執などを描くのであれば、もう少しそちらに特化して欲しかった。

ちょっと残念でした。

★★
タグ:★★
posted by あにあむ at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫