2018年10月15日

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(5)


著者:花間燈
出版社:MF文庫
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(5)

ぱんつを忘れたシンデレラ=妹・瑞葉の性癖が書道部メンバーにも暴露された前巻。それまでの妹のイメージは崩壊。ところが、瑞葉はバレておとなしくなるどころか、暴走を始めます。それに触発されるように、書道部メンバーのアプローチも激しくなり…それが真っ当なものなら「リア充爆発しろ」で終わるのですが、ドM・ドS・腐女子・露出狂と変態ばかり…もう自分には普通の恋愛は出来ないと落ち込む慧輝ですが、ふと「自分のことを好きな女の子が変態なのであれば、その子を変態じゃなくなればすべて解決では」と思いつきます。ということで、今回は「俺は、みんなを普通の女の子に変身させようと思う! 目指せ、脱・変態!」がテーマです。

とはいえ一筋縄でいくメンバーではありません。瑞葉は「ノーパン」で登校。それを阻止しようとした慧輝に「ぱんつはかせてくれるなら、従う」と条件をだされ、物陰で妹のぱんつをはかせることに…絵面も字面もアウトな案件になってしまいますし、よく考えれば瑞葉の性癖を満足させただけ…そんな頃、ロリストーカーな小春先輩は、ロリコンイケメンの翔馬の浮気疑惑で落ち込んでおり、そちらも助けようとする慧輝。まあ要するにお人好しなんですよね。

ヒロインの性癖を治そうとして、よけい深みにはまっていく慧輝が哀れですね。今回は翔馬の姉(双子)も変態性癖の持ち主ってことが判明して、ますます慧輝のまわりには「まともな」人がいない状況になっています。超絶ブラコンな姉ですが、片方は小学校の時にオトナの女性になったというビッチでもあったりします。

慧輝ハーレムは、どうやら書道部という枠組みを超えて広がっていきそうな感じです。彼女たちの性癖を知らない人からは、慧輝は極悪非道な人間のように思えるでしょうね。てっきりぱんつのシンデレラで終わると思っていた、このシリーズ。まだ続きそうです。

★★★☆
posted by あにあむ at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫