2017年09月11日

異世界混浴物語(5) 激動の海底温泉


著者:日々花長春
出版社:オーバーラップ文庫
異世界混浴物語(5) 激動の海底温泉

「ハルノハ アズカッテイル タスケタクバ ミズノミヤコマデ クルガイイ」
文章だけ読むと、誘拐犯からの手紙としか思えないのですが、これは東雲春乃の異変を告げる水の女神の言葉。いずれにしてもほっておけないと、海底都市「水の都」に向けて大海にこぎ出す一行。潜水艦と水の女神の加護、さらに無限バスルームのギフトを用いて、海底都市に向かうことになるのですが、ファンタジーなんだかSFなんだか…

前回、冬夜同様異世界に召喚され、魔人になっていた妹もメンバーに加わっており、さらに女性比率が高まっています。幼い頃に死に別れた兄妹ということもあり、妹の兄に対するメンタルは、幼い時のままのようで、無邪気すぎて兄少々困るという状況になっています。(といいながら、どうも異性として狙っているような気もする)

水の都で再会した春乃は、冬夜を見つけて抱きつくなど、逢えない間に想いを強くしたようですね。やはりメインヒロインの座は渡すつもりはないのでしょうか?、もともと日本人ということで、黒髪黒目だった春乃は、目が緑になっていました。それは風の女神の力を引き継いだから… 冬夜に祝福を与えることで、ギフトを強化できるということで、さっそく祝福を与えるのですが、キスなどの儀式がなかったことを残念がる春乃さん。もう自分の気持ちを隠すつもりはないんですね。 風の女神の祝福を得たことで、無限バスルームはさらに大きくなるのですが、それと同時に冬夜の夢に出てくる女神たちが話すようになります。今まではジェスチャーやフリップしかなかった意思疎通方法が、突然便利になっています。確かに風(空気)がないと音は伝わりませんね…

さらに大きくなる無限バスルーム。今回は想定されるレベルの増築でした。そろそろネタ切れなのかなあ。次巻では、以前のように驚くような進化をみせて欲しいです。

★★★☆
posted by あにあむ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | オーバーラップ文庫

巨乳天使ミコピョン!


著者:瀬戸メグル
出版社:講談社ラノベ文庫
巨乳天使ミコピョン!

主人公・工藤竜馬が、口避け女に突然襲われるところから物語がスタート。口避け女かあ。社会現象になりましたね。当時はネットもなかったのに、すごい勢いで全国を席巻して、本気で怖がる子供(私たちの世代)が大量に出ました。それはさておき、振り下ろされる刃にもうダメかと思った竜馬を、金髪巨乳の美少女(羽根つき)が救ってくれた!彼女はミコピョンと名乗り実は天使で、口避け女のように人間にとりつく悪魔を退治するためにやってきたといいます。彼女は、力を発揮するためには、人間の契約者が必要ということで、竜馬に契約してくれないか持ちかけます。普通なら悩むところでしょうが、実際に口避け女により生命の危険を感じたことや、ミコピョンが巨乳美少女だったことで、あっさり承諾。特に儀式もなく、竜馬のスマホにアプリを導入することで契約完了。なんか現代的ですねえ。

で、悪魔退治の能力を得る方法は、アプリが出すクエストを達成すること。悪魔側も同じ方式で、あちらは基本悪行でポイントが貯まる。ということは、天使側は善行を積む…と思うのが普通ですが、なぜか『契約天使に乳ビンタしてもらう』『異性と熱い抱擁をかわす』『美少女に罵られる』といった変なものばかりで… 一つ目はミコピョンにあっさり実現してもらう訳ですが(まったく躊躇なかったな)、他のものは、竜馬の幼馴染みに対して実行。学校で幼馴染みに抱きつく…普通こんなことしたら、ビンタだと思うのですが、幼馴染みは受け入れております。って、こいつコミュ障といいながら、美少女幼馴染みがいるじゃないですか。それもかなり好意持っていますよ。このリア充め。

ということで悪魔を倒すべく、微妙なクエストを実行し、能力を購入していく竜馬。もう闘いというよりも、ゲームをしている感覚ですね。「10万円寄付する」ていうような、課金アイテムもありましたし…

主人公にとって、幼馴染みは眼中にないようです。例によって幼馴染みの悲劇ですね。メインヒロインはミコピョン一択になっていますが、これでいいのでしょうか? ミコピョンが天使であるが故、ラブコメが発動しにくい環境になっています。そこが残念ですねえ。もう少し、幼馴染みにチャンスがあるようなラブコメシーンがあると、面白くなりそうなんですが、いまのところインパクトが弱い作品です。

★★
posted by あにあむ at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫