2017年05月02日

俺色に染めるぼっちエリートのしつけ方


著者:あまさきみりと
出版社:スニーカー文庫
俺色に染めるぼっちエリートのしつけ方

第21回スニーカー大賞〈特別賞〉受賞作。学年一のイケメン紳士と思われている・東雲甲が主人公。彼には裏の顔があった…
物語冒頭で、太陽のような笑顔で家庭的かつ優しい美少女・七海さんと付き合うようになる甲。二人の仲は、まわりもうらやむようなさわやかなもの。でも付き合いだして一週間ほどでコウは本性を現す。部屋で七海を目隠しして拘束。そこで「光速」で動くハンドテクニックで、性的いじめを敢行。恥ずかしがりながらも堕ちていく女の子を見て悦ぶという、いわば変態さん。でも、不思議と被害者の女の子はコウのことを嫌いにならず、彼が正しい恋愛ができるよう見守ってくれるという不思議。イケメンはなにしても許されるか!といいたいところです。

ある夜、エロゲ好きの小学生(?)レナトと出会います。ひきこもりの彼女の夢は、コスプレで夏コミ参加。なぜか、彼女の兄(コウの同級生)から頼まれ、彼女と同棲してひもりから抜け出させることに。コウが行ったトレーニングは「SADS(紳士&サディスト)」 レナトからも信頼され、彼女は少しずつ引きこもりを脱していきます。でもそんな彼女を妬む集団も現れ… コウは彼女を助けることができるのか?

というイチャラブハーレム的レブコメです。コウの技は、女の子を拘束していたぶること。まあ別名「犯罪」ですね。でも、そこに「愛」があるのか、なぜか女の子に嫌われない不思議な男。でも犯罪者です。さらにロリです。たぶん…レナトを小学生と認識しているにもかかわらず、SADSを発動しているし、幼馴染み(もと許嫁)にも小学生の頃から性的イタズラしているようですし。つまり小学生の頃から、女の子を(性的に)虐めて、女の子が堕ちていく姿を楽しんでいた訳ですね。とんでもないヤツです。

でも、なんか憎めないヤツではあるんですよね。性的嗜好は別にすると、誠実なヤツなんだと思います。イラストも相まって、やわらかい雰囲気が全体を覆っている作品になっています。登場するキャラが、みな意思をもって行動しているのもいいですね。

★★★☆
posted by あにあむ at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫