2017年03月17日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(5)


講談社 / 2016年6月2日発売
Amazon.co.jp / 本
著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(5)

聖女ルマキーナが呪詛を受けてしまった。彼女は自らを癒やす魔術を受け付けないため、解呪するためには、ディアブロがゲーム内で入手したアイテムを使うしかありません。数多の冒険者たちが攻略に失敗しているダンジョンの最奥にそのアイテムは、置かれているのですが、ディアブロにとっては余裕。なぜならそのダンジョンを設計したのは、ディアブロ自身だから…

今回は、ダンジョン攻略が主体となっています。それもディアブロが元の世界で構築(ゲーム内で)したものなので、一部無駄に軽いノリになっている箇所もあります。ゲームバランスという意味では、崩壊しているんですけどね。それよりも前回「聖女というより性女」といったほうがよかったルマキーナが、まじめに聖女になっていますね。前巻はなんだったんでしょう?

より完璧になってきたロールプレイのせいもあり、最強魔王(でも優しい)としての立場をどんどん強固なものにしてきています。今回のダンジョン攻略においても、最強種であるはずのドラゴンを「フッ、たかがレベル140で神気取りか? 笑わせるではないか、雑魚め」とあっさり攻略しています。どこまで強くなっていくのでしょう。? この世界には、魔王(魔族)はたくさんいるようで、幼女魔王クルムに続き、今回もジルコンタワーに魔王の覚醒を告げる(というか襲う)魔族が登場します。確かにゲーム内世界だとしたら、いろんな魔王がいてもおかしくないんですね。

前巻に比べると、エロが少し減っています。その分、ラブコメ要素が増えており、なかなかいい感じです。とはいえ、RPGの永遠の謎…というか触れてはいけないことに触れています。それは「トイレ」問題。野外や街中の場合、なんとかなりそうですが、ダンジョン内にトイレがあることは、普通ない。ということは? しかもたいてい男女混合パーティですし…今回は、とあるキャラ(女性)が、我慢できなくなり「聖杯」をなにかに使ったようです。まさに聖水…いやお下品はやめておきましょう。

しばらく忘れていたシリーズですが(気がついたら7巻まで出ていた)、久しぶりに読むと面白いですね。

★★★
posted by あにあむ at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫