2016年08月29日

都市伝説系彼女。(2)


著者:おかざき登
出版社:ダッシュエックス文庫
都市伝説系彼女。(2)

都市伝説を題材とした物語の2巻目。主人公は非科学的なことを信じない多賀谷敬一郎。前回も思いましたが、こいつの友達やっている人偉いなあ。科学的ということをタテにして、単なる嫌なやつ。どうもこの主人公のせいで、物語が楽しめません。

今回も幽霊に好かれるヒロイン・久喜島永遠子が持ってくる(巻き込まれる)種々の都市伝説が題材。「ひとり鬼ごっこ」などが題材になっています。人間の想念が、都市伝説となり、それが妖怪を生むという考えは、ごく普通のもの。そして生み出された存在が、人間が「考える」ことに行動や存在意義がひっぱられるというのもよくある話。さらに、その都市伝説がよくネタになるものばかりなので、先が読めてしまうのが残念です。ネコのお話は、結末は見えていたけど、そこまでの過程が楽しめたので、こういった話を増やしてもらえるとうれしいかな。

ラブコメ好きのメリーさん。そのメリーさんも期待している敬一郎を中心としたラブコメ。こちらは絶好調ですね。さらにもう一組、謙吾を中心としたラブコメも楽しめそうな雰囲気になってきました。2組同時進行のラブコメ。うん、これは楽しそうですね。こちらはメリーさんに頑張ってもらいましょう。最近迷子になっていないようですし。

有名な都市伝説で、かつコメディに使えそうなのは、後はターボばあさんくらいですか。あとは、少し切ないお話になるか、怖い話になりそうですしね。さて次はなにがでてくるのでしょう。

★★★
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2016年08月22日

姫さま、世界滅ぶからごはん食べ行きますよ!

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著者:おかざき登
出版社:MF文庫
姫さま、世界滅ぶからごはん食べ行きますよ!

主人公である高校生・飛露騎の元に、美少女が降ってきます。その美少女は、異世界からやってきた姫・ロフィーナ。「気分が沈むと世界を滅ぼしてしまう」という力を持つせいで、いろんな世界から追放され、異世界を転々としながら生きてきたと告白します。しかしこの世界には、人を異世界に追放する技術はない…つまりロフィーナが落ち込むと世界が滅亡する…この危機的状況に飛露騎たちは世界はもうダメね!だから美味しいものを食べに行くわよ!」と晩ご飯を優先…毎日が最後の晩餐な物語。

空から美少女が降ってきたら、それは異世界の王女さまだった。しかも「気分が沈む」と世界を滅ぼす力を持っている…にわかに信じることなど、出来そうにない設定を、飛露騎や飛露騎の幼なじみ姉妹はあっさり信じてしまいます。まあ、ロフィーナが現れた直後に、戦車が軍隊が家を占拠するという非現実が続けば、美少女なぶんロフィーナを信じる気持ちも分からないではありませんが。飛露騎は主人公力が強いようで、ほぼ通い妻状態な紅緒の好意をスルーするし、いきなり空から降ってきた少女の危機に銃器の前に立つし、もうラノベ主人公としては最強属性です。

基本「気分が沈んだら、世界が滅亡するんだったら、おいしいもの食べればいいじゃない」という話の繰り返しになっています。おしながきは、鶏の唐揚げ・白子の天ぷら・欧風チーズカレー・金目鯛の煮付け・有頭エビフライ・白菜と豚バラ肉のミルフィーユ鍋・手作り弁当。短絡的ですが、ある意味最強なのかも。でも異世界の姫さまに「白子の天ぷら」食べさせる勇気は私にはありません。というか、日本人でも「嫌」って人多いと思うよ。金目の煮付けもそう。関西系の人は、あまり好きじゃないと思う。まあ、作者さんの出身地によって、好みは変わるでしょうし、別に問題ではないんですけどね。

幼なじみの紅緒が、壊滅的に料理出来ないという設定は,どこかで見たことがありますね。独創的なアレンジをして、結果とんでもないものができあがるという…もう一ひねりあったら、紅緒が生きてきただろうな。今のままじゃ「かわいそうな幼なじみ枠を超えられそうにない」からね。ロフィーナが、飛露騎に対して好意を持っているのは、見え見えなのに、ロフィーナ自身がそれに気がついていない(友情だと思っている)のが救いか。

おいしいもの食べれば幸せな気分になる。それは間違いない事実だと思います。でも、難しいのは「おいしいもの」は人によって違うということ。飛露騎たちのように、幼い頃から家族同然に過ごしてきていれば、好みも似てくるかもしれないけど、別の家庭、ましてや異世界だと味覚が違って当然。逆効果になる料理もありそう。

しかし、それからさざえが降ってくるというのは、危険すぎます。それだけで世界滅亡します。あまり触れられていないけど、瓦も全滅だろうし、直撃したら痛いじゃすまないような…あと磯臭そう。

これって続刊あるのかなあ? ラブコメというより、グルメ小説になっているような機がする。あまりそちらに進みすぎると、万人が「それはおいしそう」という流れから離れてしまうしなあ。

★★☆
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2016年08月20日

オタサーの姫と恋ができるわけがない。

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著者:佐倉唄
出版社:ファンタジア文庫
オタサーの姫と恋ができるわけがない。

主人公は、神園心路。高校入学を機に「バカにされようともオタ充になる」という目標を掲げていた。っていうか、オタであろうとなかろうと、充実していればリア充なんではなかろうか?
そんな心路は、入学早々に「あのね、ヒメ、心路くんの彼女にしてほしいの」と美少女から告白される。しかし相手は「オタサーの姫」として学内で有名な、花咲百合姫で…しかも彼女は幼なじみで、小学校の時に「二次元以外あり得ない」と振った相手… その時点では、普通の(少し痛い)女の子だったのに、心路に気に入られたい一心でなぜかオタク修行をして、現役ラノベ作家にまで上り詰めてしまった。さらに「うみゅう」「ぷんっ」と、無茶苦茶痛いオタサーの姫になっていて…彼女が所属するサークル「ニジケン」の復興を手助けすることになるのだが、そこにはオタクな美少女たちが次々入部してきて…

ということで、オタクとオタサーの姫のラブコメ開幕です。

とりあえずヒロインが気持ち悪いですね。いろんなオタサーの姫像を、無理矢理ぶちこんでいるので、言動が気持ち悪すぎます。正直周りにいたら、絶対近づかないレベル(それが、たとえ幼なじみであっても)ラノベ作家というのも不要な要素かな。まったくストーリーに影響していないですし。ヒロインが多すぎて、しかもメインヒロインが濃すぎるために、サブヒロインも妙なのが揃ってしまっていますね。唯一まともだったのは、継未くらいかな。

ニジケン存続問題(本来のメインテーマのはず)も、中途半端に終わっているし、登場人物がバラバラに動いているし、どうもうまくまとまっていない感が強いです。

もう少し百合姫がマシな性格だったら、もう少し楽しめたのかな? 

前シリーズの「オレのラブコメヒロインは、パンツがはけない。」は面白かったのにな。続編はもういいや。

★☆
posted by あにあむ at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫

2016年08月09日

非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……(2)

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著者:滝沢慧
出版社:ファンタジア文庫
非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……(2)

エロゲが趣味な主人公に初めて出来た彼女は、品行方正で成績優秀な優等生美少女・水崎萌香。ところが、優等生なはずの萌香はどこか残念で「私もこのヒロインみたいに、は、裸にエプロンで朝起こした方がいい?」とエロゲの影響を受け、まともや大暴走。そんな二人をみて「あ、あたしが『健全な』付き合い方、教えてあげてもいいよ?」と幼なじみの瑠璃が部室に乱入。ということで、今回は幼なじみが前面に出てきています。

瑠璃は、まともな女の子。見た目はビッチぽいけど、純情な普通の子。(少々エロに耐性なさ過ぎるけど)しかも幼なじみということもあって、主人公との会話にテンポがあります。あらぬ方向に会話が進むこともなく、萌香のようにあっちの世界に行くこともないので、ストーリーにテンポが出てきました。これは改善ですね。かなり読みやすくなっています。

ただまだまだエロゲを神聖化しすぎているところがあり、エロゲやらない層には訴求力がないですね。というか、萌香の行動が突飛すぎて、まったく感情移入出来ないんです。好きな人が興味あるものを知りたいという気持ちは理解できますが、まったく違うベクトルに進んでいるので、痛いというか見ていられないというか…いくら「恋は盲目」といえ、これは酷すぎる。で、それに好意を持つ主人公の思考回路も理解出来ない。そもそも萌香を「非オタ」というのは無理がありすぎるような…

クロスメディア展開されるようなので、人気はある作品なんでしょうね。でも私はもういいや。次巻が出ても(ストーリー的に完結しているので、ないような気もするのですが)購入はしないでしょう。

★☆
posted by あにあむ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫

2016年08月05日

四億円当てた勇者ロトと俺は友達になってる

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著者:新木伸
出版社:スニーカー文庫
四億円当てた勇者ロトと俺は友達になってる

作者得意の日常小説…なんですが、GJ部やCマートに比べると、一ランク落ちるかな? 物語は、主人公目線で進みます。

閑古鳥がなくオンラインゲームで、相棒のとれぼー(美少女エルフ)と、ろと(おっさん戦士)。リアルではまったく面識がなく、そもそも中の人の性別もわからない状態。そんなある日、チャットで
『ねー。とれぼー』
『なんだ? ろと』
『ぼくねー。四億円当たっちゃったー。島買ったほうがいいかなー?』
尋ねてきます。ゲーム内での言動から、ろとは日常生活能力が皆無なのは丸わかり。ほっておくと身の破滅になると即断したとれぼーは、ろとに直接助言することに。で、ろとの家を教えてもらい、向かったところ、そこにいたのは、中年おっさんではなく、残念系美少女(ロリ属性)でした。四億円の管理役として、少女に永久就職(別名ヒモともいう)青年のぽんこつスローライフが描かれます。

二人で暮らすようになっても、相変わらずゲーム三昧な生活は変わりません。年齢は明記されていないのですが、とれぼーは20代前半、ろとは20歳くらい? といい歳の異性が六畳一間で暮らしているのに、色っぽいことはなにもなし。それもこれも、ろとが現実離れしているからなんですが…で、一ランク落ちるといった原因は、このろとの「現実離れ」したところに原因があるんです。いくら引きこもりニートな生活をしていたにしても、やはり女性は女性。もう少し恥じらいがあってもおかしくないだろと。羞恥心が欠落しているわけではないよう(トイレの臭いなど)ですが、とれぼーに「身体洗って」と頼んだり…よくとれば、それだけとれぼーに懐いているんですが… その警戒心のなさに違和感を覚えてしまうのです。これ、読み続けていたら慣れてくるのかなあ。

それ以外も、登場人物の能力がチートすぎます。下手に日常系であるがゆえ、そういった「非日常」な部分が目立ってしまうのかも。

もう少し読み続けないと判断出来ないな。

★★★
タグ:ラブコメ
posted by あにあむ at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫

異世界召喚が多すぎて女神様がぶちギレました

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著者:湯立向日
出版社:ファミ通文庫
異世界召喚が多すぎて女神様がぶちギレました

稀に見る大型地雷でした。リアルに本投げたの久しぶりだ。
1ページ目…嫌な予感満載
5ページ目…いやいや、もしかしたら出だしだけがダメなのかも
10ページ目…ばかやろー!

あらすじ書くのもばからしい。小学生が「今日○○をたべました。おいしかったです。」と書いている日記を延々読まされているような感じ。もったいないけど、このまま処分です。

地雷
タグ:地雷
posted by あにあむ at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫

2016年08月04日

異世界Cマート繁盛記(3)

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著者:新木伸
出版社:ダッシュエックス文庫
異世界Cマート繁盛記(3)

表紙を見れば一目瞭然。美津希ちゃん、ついにエルフとごたいめ〜ん。あっちの世界とこっちの世界が、どんどん繋がっていきます。

冒頭で、お店を2週間ほど開けてしまった店主。現実世界でいろいろ用があり、帰宅が遅れたのですが、戻ってきてみれば、泣かれたり飛びつかれたりつねられたりと大歓迎。家族より家族になってきたCマート。目下の課題は、商品量の確保。なんせふと道を曲がってみるという方法でしか、異世界に来られないので、持って行ける荷物の量が限られている。そんな時、店主の前を横切った制服を着たJC。あれ? 今の子スマホ持ってた! と大慌てで探すと、おばちゃんの店で食事中の彼女を発見。彼女は、ネコさんの通り道を通ることによって自由に異世界に行き来することが出来るということで、荷物運びのお手伝いとして雇うことに。現金だといろいろアレなので、荷物一回運ぶごとに砂金ひとかたまりということで契約。ところが、彼女は想像以上の力持ちで…ってこの子GJ部中等部のあの子ですよね? ほー、へー、はー。

今回無双するのは、香辛料。化学調味料。おみくじなどなど。福引きはブームになりすぎ、キングに叱られることに。

そんな中、JCのおかげ(美津希ちゃんをお姫様だっこして連れてきた)で、エルフと対面することに。店主を取られると思ったエナは、警戒しますが、美津希の人のよさに少しずつ心を開いていきます。現実世界・異世界での恋人候補が顔を合わせることに。それぞれの世界では「とらない」という約束が出来たようですが、果たしてこれからどうなることやら。現実世界のほうは、なんだか外堀から埋められているようですしね。少しずつハーレムが大きくなっていきますね。これからどうなるのだろう

★★★★
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契ってください魔王陛下。(3)

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著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
契ってください魔王陛下。(3)

ヴァン=公太の生活は、さらに賑やかになってきます。そんな中、ショコラが「ぼくはヴァンの恋人なんだからデートがしたい。それで、もう一回ちゃんとキスがしたい」が願い、それをサポートする(訳ではなく自分がデートしようとする)クリスによって、トラブルが巻き起こったり、ルサルカの発明品により、ライラが子犬に見えるようになったり…大変だけど楽しい日々が続いています。ところが、ひなたの元気がなくなってきて…病妹の属性が影響したわけではなく、毎日悪夢を見るせいで寝不足に。しかもその内容は覚えていないという…ひなたを救うために、メッちゃんの魔術で妹の夢の中へダイブする。

ということで、前半はショコラたちのヴァンを巡るラブコメエピソードとなっています。案の定というか、ショコラも甘々になってきていますし、ライラもペット属性を発揮。子犬になって(姿に見えるだけで、本当の形は変わっていない)公太に甘える。声はだませないということで、ワン、クゥーンしか言えず、四つん這いでミルクを飲むなどの屈辱を受け……たはずなのに、ペット属性のために、それが快感になったり。もう甘々のラブコメが続きます。

一転後半は、ひなたが主役。彼女が見る悪夢は、当然公太が登場人物なわけで…公太は、ひなたを悪夢から救うことが出来るのか?

今回メッちゃんの完全体(分割される前)も登場します。ある意味正統派な悪役ですね。それでも全体の甘々な雰囲気は崩れていません。というか、少し飽きてきたなあ。そろそろ物語が大きく動いてくれないと、読み疲れしそうかも。

★★☆
posted by あにあむ at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2016年08月01日

魔導書姫は教えてくれない(2)

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著者:橘ぱん
出版社:ファンタジア文庫
魔導書姫は教えてくれない(2) カラダがみちびく魔導秘儀

エロコメ第二弾。
前巻で、魔災七皇の一人を倒した報酬を受け取りに皇立金融院を訪れる。そこで、魔導士にして名門伯爵家の美少女シュゼットと出会います。ところが、ひょんなことからジローは彼女のイケナイ部分の秘密を見てしまい…「この秘密を知った者を−配偶者とする家訓なのですわ」といきない迫られ、さらに「ジロー様の初めてを奪いますわ」と大人の階段を登りそうになります。一方セレスも、カラダの仕組みを解析させるよう金融院に命じられ、ふたり揃って貞操の危機が迫ります。

前巻では、サロメが、魔災七皇の一人から後ろの貞操の危機を迎えたのですが、今回はジローたちの貞操に危機が…ってジローは別にいいんじゃね? とふと思ってしまいました。どうやらジローは先祖代々女で身を滅ぼす家系だったようで、ジローもそうなるのか?
前回、おさわりする場所で値段が異なり、値段が高ければ強い魔導が使えるという設定がありましたが、今回もその設定は継続しています。ただ借金まみれのジローにとって、強い魔導=借金ということで、なかなか使えずにいます。それがセレスには気に入らないようで、ってことはジローに触って欲しいってことなんですね。まあ最初に、あんな姿見られているんですからねえ。そんな中、強引にジローに迫るシュゼットとうまくいくわけもなく、立場的なものだけでなく、ジローを巡るバトルも激しくなります。

まあシュゼットの迫り方は、常軌を逸しているので、ジローでなくても逃げたくなるか。最後のほうでは、ほぼ貞操がなくなりかけていますが、どうやらセーフということになったようです。その間にサロメが、またもや後ろの穴の貞操が危機になっていたのは、お約束ということで…どうやらサロメはそっち要員のようです。

前回懸念していた強さのインフレですが、今回「本番」というある意味最終形態が現れます。しかもバカ高い…セレスは「お高い女」だったようです。でジローの借金はどうなったのか? それが分かれば、ジローとセレスの関係に進展があったかが分かるという、ある意味嫌なシステムですね。

しかし魔災七皇は、こんなんばっかりなのでしょうか?別の意味で不安になってきます。
★★★
posted by あにあむ at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫

あやかし露天商ティキタカ(2)

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著者:井上樹
出版社:GA文庫
あやかし露天商ティキタカ(2)

主人公の幼なじみが不遇でない珍しい作品。だったはずなんだけど、ラノベのお約束によって、主人公のまわりには美少女が集まってきています。一部人間じゃないけど…

叔父が住む村で水着大会が開かれることを聞いた海人は、みんなに出場を促しますが、思ったよりも乗り気ではないようで…でも「葵は正統派ビキニが一番似合うと思うんだよね。やっぱスタイルの良さはビキニが一番よく映えるからさ。次に伊藤だけど、サロペットビキニで健康的に攻めるのがベターだな。シャルルはドストレートにセクシー推しがいいね。マイクロビキニで、露出全開! みたいな。ラルラはツーピースビキニが無邪気な感じで――」妄想大暴走な海人。シャルルは「あの、どうして私だけ露出が多いほうがいいんでしょうか? カイトさんの中で私はそういうキャラ付けなんでしょうか……?」と落ち込み…

今回の舞台は、田舎の夏休み。そこで海人は幼なじみ(葵ではない)に出会い、突然海人争奪戦が始まります。水着大会のはずが、なぜか景品化されてしまう海人。水着大会も予選はチーム戦。決勝は勝ち残った1チーム内で行うという、不思議な形態。しかも決勝は「好きな人への告白」ときた。当然、皆の思い人海人への告白合戦となります。ところが決勝に残れなかった幼なじみは「結婚します」という招待状を海人に出してきます。でも、その姿は決して「幸せ一杯」という訳ではなく。今回は、人間とあやかしはわかり合えるのか? がテーマ。っていうか、前巻時点から、海人は普通にあやかし受け入れてますけどね。海人が少数派なのでしょうか?

田舎の夏祭りだ! ということで、ティキタカにとっては、笑いのツボにはまる行為が、あちこちの暗闇で行われています。見て楽しむだけでなく、ゴム製品を販売することで、金銭的にも儲けるティキタカ。根っからの商人ですね。自分で道具を販売して、それを使うところみて、楽しむ。まあ合法的なものだしいいか、いや覗きは犯罪ですよね。

表情があまりないティキタカですが、このあやかし「楽しいことが大好き」という、ある意味困った性格のようです。それに振り回されるヒロインズ。まあ、ティキタカにとっては、海人が誰とひっつこうと、楽しいシーンを見ることが出来ればそれでいいのか…って、実はティキタカって本当は純情なんじゃないかと思わせるシーンもありました。いつも「まぐわいは笑える」てな発言をしていますし、覗きにいったと言っていますが、実際にそれを裏付けるシーンはないわけで…もしかしたらと考えてしまいました。ってあやかしだし、それはないですか。そうですか。

この作品は巻数が進むにつれ、ヒロインが増加していくパターンのようです。いかんじゃないか。このままだと葵が埋もれてしまいそうです。

★★★☆
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前略、英雄候補は強くなるためにセンセイと××します。

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著者:葉村哲
出版社:MF文庫
前略、英雄候補は強くなるためにセンセイと××します。

70年に一度、一人の英雄と六の霊魔が世界の命運を賭して逃走する霊魔大戦。ところが12度目の霊魔大戦からたった7年で霊魔が復活。しかし英雄側には力を持たない不完全な候補のみ。そんな世界を救うために7年前の英雄・グレイブが立ち上がる…

グレイブに与えられた任務は、二人のポンコツ英雄候補を鍛えること。一人は剣士・アリス。自らの強さを探究するあまり、心を凍らせてしまった少女。もう一人は自称「世界で二番目の美少女」エミリア。見た目は明るい少女ですが、こちらも、どこか壊れています。アリスは「私は剣士です。××の相手など誰でも構いません。強さのために魂でも売りましょう」とグレイブに教えを請います。常人には思いつかない方法で、強さを求めるアリス。それに対し、グレイブがとった行動は……単なるセクハラ! 自然な流れでスカートをめくり「ぱんつを…おがめませんでした…」と吹っ飛ばされる毎日。これで本当に英雄に育つことが出来るのか?

大いなる疑問をもったまま物語は続いていきますが、昼行灯というより、単なるスケベ親父に見えるグレイブは、もっと深いところで、物事の本質を捉えようとしていたようです。まず世界を救うことよりも「大切」なものはあるという信念。力ゆえバケモノ扱いされてきた彼女達に、自分たちは「女の子」であることを気づかせるようセクハラを続け(本当か?)、霊魔大戦の理にも関与しているようです。

表向きは、ラブコメで明るい世界を描き、裏では世界の破滅に向かう狂気を描く。二面性を持たせた作品になっています。でもそれが故、どちらも薄くなってしまっているのは事実。せっかくヒロインが二人いるにも関わらず、実質アリスのみの活躍になってしまっているなど、少し残念です。次巻で立場が変わるのかも知れませんが…

続刊に手をだすか、悩ましい作品ですね。

★★
posted by あにあむ at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫