2016年01月21日

異世界支配のスキルテイカー(2)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(2)

スピカとシルフィアという2人の奴隷を従えて、異世界ライフを楽しんでいる悠斗。クエストを実行していく中で、リリナ・サーニャという猫耳の姉妹(ケットシー)と知り合います。他の種族との交流を行っていない彼らですが、悠斗たちは、そのムラに招待されることになって…チートな能力を持った主人公が無双する、目指せ!奴隷ハーレムなファンタジーです。

悠斗には、倒した相手のスキルが使えるという「スキルテイカー」な能力があります。さらに、どのような運動・武術でも取り入れるという武術の達人でもあり、常人では考えられないほど簡単に敵を倒し、さらに強くなっていくという状態。このままいくと、あっという間に世界を手に入れそうですね。さらに女性にもモテるし、実は肉食系…なんだろう? ここまでスキがないと、どうしたものかと…

魔法の練習ということで、スピカのスカートめくりを楽しんでいた悠斗(変態)ですが、今回はさらに、新しい魔法を覚えて、スピカとシルフィア二人と触手プレイを行う悠斗(変態)です。そこはラノベというべきか、一方的に虐められるのは、女性のみで、悠斗のそういうシーンは出てきません。魔法を使うことに精一杯という訳ではなく、彼女たちの痴態を楽しんでいるようですが、それ以上の行為に及ぶことはないようです。これって、さらに悠斗の変態さを際立たせていますね。

今回、さらにいろんなアイテムを入手し、あんなことやこんなことをしようと企む悠斗(変態)。その無尽蔵な能力(変態力)はどこまで強くなっていくのでしょうか?

★★★
posted by あにあむ at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

株式上場を目指して代表取締役お兄ちゃんに就任致しました


著者:原中三十四
出版社:ぽにきゃんBOOKS
株式上場を目指して代表取締役お兄ちゃんに就任致しました 〜妹株式会社

タイトル通りのストーリーです。なんというバカな設定でしょうか?(褒め言葉)
新しく「妹株式発行による会社設立に関する法律」なる法律が出来、それに従って会社を造ろうというお話。
「妹」に対して「妹株」を発行し、全国の投資家お兄ちゃんたちにその妹株式を購入してもらい、資本とするというバカげた法律です。通常の株式市場は、会社の技術力や販売力その他に投資をしてもらう訳ですが、こちらは「妹資本」に投資をしてもらうというもの。で、その妹株式会社がどのような業務を行うかというと、普通の会社と変わらない訳で、資本の調達方法が異なるだけです。まあ今でも経営者の人柄に惚れて、共同出資者として資金提供することもありますからねえ。

物語の主人公は、そんな妹株式会社を設立した五條田譲。妹資本として、渋谷街頭で見かけた西森舞華をスカウト。さらには、共同出資者でもある友人の妹やネットで応募してきた中学生を妹資本として採用。その子たちを資本として株式を発行する会社の「代表取締役お兄ちゃん」となります。3人の妹たちと、いくつかの案件をとりながら、成長していくという物語です。

あまりにもバカげた設定ですが、やっていることは普通の会社経営です。なので、ビジネス小説としては甘いところが目立ち過ぎて…ラノベとして、ラブコメとして読めば、いいのでしょうが、下手にビジネスの説明が入るため、その甘さが「この人、実際の経験ないんだろうな」というのがにじみ出てしまっています。また高松や品川といった地名やJR四国などは実名で、コンペ先の市のみ実在する市名の漢字を変えるというのも、変に目につきます。

もっと設定を生かして、妹株に焦点を当てたほうが面白かったのではないでしょうか?

★☆
posted by あにあむ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ぽにきゃんBOOKS

2016年01月18日

マンガの神様(3)


著者:蘇之一行
出版社:電撃文庫
マンガの神様(3)

今回は、楪葉に焦点が当てられます。伊織たちと交流していく中で「マンガの神様」を恐れる内向的な部分が、少しずつ溶けていってきていたのですが、国民的アイドルがマンガを描くようになり、ライバル誌の編集長から挑戦状をたたきつけられたことがきっかけで、まさかのスランプに…

国民的アイドル・夜桜は、自作品が掲載された雑誌のグラビア表紙や、イベント参加抽選券により売上を伸ばそうと画策します。それに対して、楪葉陣営は「作品の出来」で十分に勝負できると強気に出ていきます。ところが、夜桜と楪葉は、幼なじみであり、過去にいろいろあった模様。そういったことが原因で、自信を失っていき、ついには「漫画が描けなくなりました」と完全スランプに陥ります。それを伊織は、どのように復活させていくのでしょうか?

この作品で一番成長しているのは、伊織ですね。最初は自信家ではあるものの、いろいろと残念なところがあった彼が、プロとしてどんどん成長しています。ただ、恋愛に関しては、まったく成長出来ていないようではありますが…もっとも、邪念がない分、女性にはもてるようで、いろいろフラグが立ちまくっているのですけどね。

1巻は、蘊蓄が多く、正直面白くなかったこの作品。ストーリー重視に変わってきて、面白くなってきました。今回も、夜桜陣営の手法を完全否定せずに、戦っています。なので、面白さが増しています。
でも、よく考えたら、今回の対決。現在だから通用するんですね。往年のジャンプ・サンデー・マガジン全盛期の発行部数だと、アイドルの漫画が掲載された程度で、売上を逆転させることは出来なかったのではないでしょうか?

★★★
posted by あにあむ at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫

魔王なオレと不死姫の指輪


著者:柑橘ゆすら
出版社:HJ文庫
魔王なオレと不死姫の指輪

主人公・久住千春(男子高校生)のところに「おめでとうございます。あなたは栄誉ある“魔物使い"に選出されました! 」というメールが届くことで、物語がスタートします。普通なら無視するメールですが、その直後に千春宛に荷物が届き、そこには下着姿のクールなグールが… なぜかその後千春の周りには、魔物の力を宿した美少女が集まりハーレム状態に…千春は「最強の魔物使い【魔王】の素質を持つということで、争奪戦が始まります。

魔物がたくさんいて、その魔物達を統率する「魔物使い」が公的に認められている世界が舞台になっています。とはいえ、魔物の存在は、一般には秘匿されているようですが…
通常は、駆け出しの魔物使いと契約出来る魔物は1体のみ。一応3体の中から、契約する魔物を選択できるようです。が、そのあたりの説明がすっとばされ、しかも3体とも千春と契約することが前提となっており、日常に置き換えたら「一度に婚約者が3人現れた」状態…3人の魔物は、不死姫・グール、ドラゴン、そして幼なじみ。ツンデレ、やんちゃなロリッ娘、幼なじみといろいろな属性が揃っています。そこに「お兄ちゃんLove」な、どこかおかしい妹まで参戦してきて…この妹、千春に近づく女性には問答無用で包丁突きつけるし、「そだよ。お兄ちゃん専用の肉壷、愛美だよ ♪」とどこのエロコミだという発言はするし、「だいしゅきホールド!」と抱きつくし…なんだろ?魔物よりも怖い存在のような気がします。

基本、何も考えずに読まないとダメな小説です。説明がすっ飛んでいますが、そこを気にすると、もう読めなくなります。頭をからっぽにしましょう。

★★★☆
posted by あにあむ at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | HJ文庫

2016年01月13日

ゲーマーズ!(3) 星ノ守千秋と初恋ニューゲーム


著者:葵せきな
出版社:富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ!(3) 星ノ守千秋と初恋ニューゲーム

えーと、あらすじまとめられません…2巻で「もうやめようかな?」と書いておりますが、やめておけばよかったです。雨野はますますわからなくなってきたし、まわりもおかしな人ばかり… なんでもゲームに結びつけようとしてるのですが、すでに理解できるレベルを超えています。前巻までは、まだラブコメパートは理解できました。が、今回はそれも理解できないところまで来ています。

もうあきらめます。

posted by あにあむ at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫

2016年01月12日

勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない


著者:岩波零
出版社:講談社ラノベ文庫
勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない 魔王の呪いでヒロインたちを同時攻略しなければなりません

主人公は、高校生の上月行人。ある晩、現れた妖精にRPG世界に召喚されます。魔王を討伐しないと現実世界が滅亡するという…。目の前に現れた選択肢から4人パーティでの攻略を選択した行人ですが、そこには罠があって…。クラスメイトの彩織、幼なじみの真奈美、従妹の梢とパーティを組むことになります。3人の女の子は行人に好意を持っています。でも告白はしていない状態。それを利用され、3人の中に爆弾が埋められており、それが爆発すると地球が滅亡するという…その爆発条件は
・告白され、断った場合
・自分以外に「行人が好き」な女の子がいると分かった場合
・自分に爆弾が埋められていることが分かった場合
……それまで、非モテの行人は「たいしたことない」と思っていたのですが、なぜか3人から告白されてしまい、もう大変。好感度を下げて、行人が振られれば、起爆条件にならないので、頑張って好感度を下げようとするのですが、なぜかうまくいかず…

いろいろと吹っ切れた作品です。というか、表紙がすべてを語っているというべきかも。RPG世界に召喚された時の初期装備は、バスタオル一枚のみ。もういきなり裸祭状態です。しかもヒロインたちは、無茶苦茶肉食系。異世界を夢だと思い、いきなりバスタオルを自ら外してご開帳などなど。さらに3人の行人に対する好意がすごいことになっている…いや、3人がおかしいため、好感度が下がりません。いきなり「パチンコに行くから金かせ」とせびったら、あっさり3000円くれて、行人のほうがドン引き…。異世界だけでなく、現実世界でも色仕掛けがどんどん増えてきて…「もう固くなっている」「こんな大きなの入るかな?」など生々しい台詞も…

行人の行動には「地球」の命運がかかっている。そう考えれば、行人は大変なはずなんですが、なぜなんでしょう。「行人、爆発しろ!」といいたいんですよね。

単純な異世界召喚やハーレムものではなく、ひねったところが非常に面白い。続きが待ち遠しいですね。

★★★★
posted by あにあむ at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2016年01月09日

一刀両断のアンバー・キス


著者:三萩せんや
出版社:GA文庫
一刀両断のアンバー・キス

主人公は、秘鍵使いの高校生・居抜。秘鍵使いとは、庫巫女と呼ばれる体内(概念的な意味で)に「庫」を持つ人間の「鍵」を開け、その中にある武器をもって、心の闇を打ち砕く存在。自らの身体に浮かぶ紋と、庫巫女の身体にある紋を接触させることで解錠する…というとかっこよく聞こえますが、居抜の紋は唇にあり、その解錠シーンはというと…

「青生から…その…して?」
「お兄さまそっちじゃ…ああんっ」
「紛らわしい言い方をするなっ!」

なんか狙ったかのような、誤解満載シーンになります。双子姉妹の紋は、ほほにあるので、そこに口づけ…その後、扉が胸に開くので、手を突っ込んで武器を取り出す…どうやらその際、庫巫女は性的快感を覚えるようで…上記のようなシーンになるのですが…

とまあ、双子姉妹と頑張っていた居抜の前に、3人目の「庫」を持つ少女・琥珀が現れます。「私は庫巫女。そして居抜の―将来のお嫁さんです」と… そこからは、居抜の婚約者の座を狙っての騒動が始まります。さらに、10年前の因縁の敵も現れ…

少女とキスすることで、力を得るという設定はよくあります。そして、たいていエロ方向に舵を取り過ぎて、ストーリーが崩壊するのですが…この作品は、少なくとも今のところ、バランスがとれており、ストーリーを楽しむことが出来ます。残念なのは、せっかくラブコメ要素を盛り込んでいるので、その部分が弱いこと。双子姉妹がものわかりよすぎ。もう少し琥珀との修羅場があったほうが面白くなると思います。青生は冒頭で「青生から…その…して?」と迫るなど、居抜に対する好意を表す発言があったのに、琥珀が出てきてからは、食欲がすべてに勝るおこちゃまになってしまいました。姉が少々頑張っていますが、ものわかりがよく、好敵手になりきれていない。ヒロイン3人出した意味があまりない状況です。もう少し、ヒロインたちの葛藤も描いてもらいたかったですね。

★★★☆
posted by あにあむ at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫

2016年01月08日

妹さえいればいい。(3)



著者:平坂読
出版社:ガガガ文庫
妹さえいればいい。(3)
妹モノ小説ばかり書いている作家・羽島伊月は、原稿の締切・恋・家族など様々な悩みを抱えて日々を送っています。慌ただしい中も、それなりに落ち着いた日々を送っていたのですが、自作品のアニメ化レベルが原因で、大きなダメージを負った友人の作家・不破春斗から恋愛相談を受けたことで、大きく動き出していきます。

従来からバレバレだった、京と那由多の伊月に対する恋愛感情。まあ二人から同時に好かれている伊月な訳ですが、そこに春斗が参戦。といっても、怪しい方向に行く訳ではなく、普通な状況です。男女4人が一緒に生活(しているようなもんだな)していれば、こういったことは起こるのでしょうが……今回、伊月が自らの気持ちを吐露しています。その気持ちを考えると、伊月と春斗が共闘すれば、丸く収まる関係性でもあるのですが、そこはそううまくいかない。(昔「みゆき」は、結果的にうまくいっていたよな) そこに伊月の家庭の問題が絡んできて…一方刹那は「千年に一度のケツ」を探し続けており…って、なんか方向性が違うのが混じっていますね。

千尋の秘密は、どんどんバレていっており、、それがこれからどのように物語に影響していくのでしょうか? というか、伊月だけが気づいていないという設定は、かなり厳しいものがあります。家庭の問題があったとはいえ、少なくとも高校生になる今まで、定期的に逢っているんだし、それで気がつかないというのは、どうかと…

今回も作中作があります。でも、詳細は公開されず。那由多が書いた、京がヒロインなラノベ(というかポルノ?)。伊月似の主人公に、こんなことやあんなことをされるようなんですが、京は気に入ったようですね(^^; 耳年増な二人がなにやってんだか。

実は伊月が真面目だということもわかった今回。4人の人間関係は、どのように推移していくのでしょうか? 楽しみです。

★★★☆
posted by あにあむ at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ガガガ文庫

2016年01月06日

異世界支配のスキルテイカー


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー 〜ゼロから始める奴隷ハーレム〜

主人公は、武術の天才・近衛悠斗。ある日突然異世界へ召喚されます。そこは奴隷売買が存在する世界。その世界は、能力により明確にヒエラルギーが決まる世界。悠斗は、その世界での能力を持っていなかったのですが、≪能力略奪≫という倒した魔物のスキルを奪い取るというチート能力がありました。その能力を使って、異世界ハーレムを築いていこうとする悠斗。

異世界に召喚したのは、お姫様ではなく、オーク! 異世界の美少女を召喚するつもりだったのが、なぜか男が召喚されてしまったため、「価値がない」と殺そうとします。普通ならあっさり殺されるところですが、武術によりオークに買ってしまいます。しかもそのオークは、宝をため込んでおり…
街を見つけ、転がり込んだ宿屋で看板娘のスピカと出会います。彼女は、悠斗に憧れ、彼の奴隷になりたがります。というか、この世界の奴隷は、それほど酷い扱いをされない場合も多いようですね。誓約によって拘束されるとはいえ、ある程度の自由はあるようですし。今回の場合、スピカは身も心も悠斗に捧げたいようですが……

今回ヒロインとしては、他にシルヴィアが登場しています。こちらも自ら進んで、悠斗の奴隷になりたがるという……

チート能力があり、しかも女性にモテる。このままあっさりハーレムを創り上げそうな勢いではあります。テンプレ化されているので安心して読み続けることが出来ます。しばらく楽しめそうなお話ですね。

★★★
posted by あにあむ at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫