2015年09月26日

ゲーマーズ!(2) 天道花憐と不意打ちハッピーエンド


著者:葵せきな
出版社:富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ!(2) 天道花憐と不意打ちハッピーエンド

美少女からのゲーム部勧誘を拒否し、相性抜群(のはず)のゲーマー少女(こちらも美少女)と大げんかをかます−ぼっち高校生・雨野景太。そんな雨野と学園のアイドル・天道花憐をくっつけるため、ゲーム同好会を発足させたリア充・上原。ところが自分の彼女から浮気を疑われ…天道は雨野のことが気になりすぎて「原因不明」の胸の痛みを発症中。というのが2巻の状況です。主人公雨野の鈍感さがイライラする作品です。完全に自己中心ならいいのですが、中途半端に人の気持ちを読むため、余計ややこしいことになっており「友達になりたくない」度合いがさらに高まっています。

前巻、景太がナンパした(?)少女は、今回あまり活躍しておりません。時々「ワカメ頭」として登場する程度。今回は、景太と花憐の恋物語が中心となっています。もっとも、本人同士というよりは、まわりがくっつけようとしているだけという感じではありますが…リア充というか、コミュニケーション能力に長けている人材がいないため(上原も実はコミュニケーション能力弱いなあ)、打つ手が余計な混乱を招いています。

そのため、三角関係より複雑な多角形ができあがってしまい、実はどうしようもない状況に追い込まれているような気もします。このまま進むと「バッドエンド」しか思い浮かばないですね。

ラブコメパートは、まだいいんです。この作品のよく分からないところは、唐突に挟み込まれる中二病なパート。今回も「世界ゲーム大会」というよくわからない大会のエピソードが挟み込まれているのですが、すでに人智を越えた戦いというか、そこだけ別作品になっています。恋物語部分には、異能は関係ないのだから、このパート必要だったのでしょうか?

まだ作品は続くようですが、どうしようかなあ? ここで読むのやめたほうが身のためかなあ…

★☆
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2015年09月24日

ロウきゅーぶ!(15)


著者:蒼山サグ
出版社:電撃文庫
ロウきゅーぶ!(15)

ついに「ロウきゅーぶ!」も最終巻となりました。長かったなあ。初めは「スポ根もの」を隠れ蓑にしていましたが、少しずつ作者の性癖(なのか?)が暴露されていったシリーズ。「うどんは小学生に限る」など、どうしようもない台詞も出てきて…

今回季節は2月。卒業まで間がない時期にとある出会い(うどん屋さんだ)がきっかけで、全国大会出場チームと合同合宿を行うために、香川県を訪れる慧心女バス6年生と昴(に引率者である美星)。葵は5年生チームのコーチのため不参加。この時点で葵が可愛そうになることが決定。

往路の空港から、昴は「おまわりさん、この人…」と言いたくなる状況。飛行機に乗ったら、初体験で不安いっぱいの智花に抱きつかれ、偶然とは言え昴の手は智花のスカートの中の付け根あたりに… アテンダントに見られたら「人生終了」ですな。

香川県のチームには、2トップがいて、この二人が小学生とは思えないくらいおませ。しかも昴を気に入ったようで(イラスト結局なかったんですが、かなりイケメンなんでしょうね)女バスメンバーは気が気でない。
「トモ、あの二人、気をつけた方が…」
「もう不安でヘンになっちゃいそうで」
「おー。おにーちゃんは、あげられぬ」
などなど……

今回、最初の試合でツートップ灯と佑奈の二人にファウル誘発戦法で萎縮させられ、その情けなさに灯と佑奈はバスケに打ち込めないようで…でも昴には興味があるということで「勝ったほうが昴とデートする」という条件で再試合が決定。
昴は、どのようにしたら彼女たちに勝てるか思考の迷宮に入り込みます。そんな時、相手監督から「気分転換にうどんを打ってみたら?」と言われ、それが「相手監督からの助言」と受取り、思考がさらに暴走。うどん打ちに打ち込むのではなく、なぜかひなたに踏まれてみたり…それも腰や肩ではなく顔を…さらに素足で…タイツを履いていたひなたは、タイツを脱ぐときにお約束通りぱんつも脱いでしまっており…そのシーンを美星に目撃され、お仕置きなど…

通常運転の昴はおいといて、後半は再戦シーンが続きます。小学生の試合とは思えない、スクープショットとダンクの応酬など。でもラストはロウきゅーぶらしく、あの娘が決めます。

智花たち(ついでに葵)の昴に対する好意は、小学生らしいもの。少しずつ「憧れのお兄さん」から別の「なにか」に変わりつつあるものでした。(なんとなくひなたは、分かってやっているような気がしないでもないですけどね)一方灯と佑奈は肉食系。薬局に買い物(何買ったんだろう?)とかなり危ない(主に昴の貞操が)娘でしたね。

ラストは、2月14日のお話。例によって葵がかわいそうです。なぜか宅配便で届いた葵からのチョコ。葵からチョコをもらえなかったことを若干気にしていた昴だったので、ここまでは葵の作戦勝ち(どうも作戦ではなかったようですが)だったのですが、伝票に「○義理チョコ」と書いてから、○を塗りつぶしたのは残念。一応昴も「不義理チョコ」と正解しているのですが、そこから追求してもらえなかった…まあ昴にそれを求めるのは無理だな…「不義理」=「本命」と脳内変換するのは……

今は、高校生と小学生ということで、表だって付き合うのが難しい昴と智花。でも数年経ったら問題にならない年齢差。このままだと葵は当て馬で終わってしまいそうですね。頑張れ同級生。

★★★★☆
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アリアンロッド2E・リプレイ・スキルマスターズ 七人の冒険者


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・スキルマスターズ 七人の冒険者

「アリアンロッドRPG2Eスキルガイド2」で追加された新種族・新クラスの紹介リプレイ。なので、一冊完結となっています。今回は、少しでも多くの種族やクラスを紹介するということで、PCが7名という大所帯リプレイになっています。さらに舞台となるのも特定地域や大陸ではなく「全世界」。転移魔法をうまく使って短期間で世界を巡るリプレイになっています。殺意様ネタなど、他シリーズネタもありますが、基本は独立したリプレイです。
主人公は、剣闘士の少年・クリエ。ひとたび力を振るえば世界を滅ぼすという邪悪な龍の目覚めが予言され、龍を討ち滅ぼす宿命の力を持つ七人の冒険者を集めるため、神の使いを名乗るジェントゥに導かれ、世界を回るというシナリオになっています。PCが7人ですが、全員ある意味正当派。そのため、人数の多さによる混乱もなくきれいにまとまっています。さらにゆーらさんときくたけさんの腹黒い会話が「謎」を深くして……久しぶりにF.E.A.R.リプレイの面白さを楽しむことができました。

まあ三下属性の妖精とか、突っ込み所は多いのですが、一番「をい」なのは、スイリンの妹でしょうね。F.E.A.R.リプレイでの妹は、病弱だったはずなのに、手が伸びるようになっていたとか、変なのが多いのですが、今回はもう……でもこれやったら「次」がないような……

エリンディル世界を回るということで、過去キャラの登場を期待していたのですが、それはなかったですね。でも結果的にはそれでよかったのかも。これ以上登場人物が増えていたら、収拾がつかなくなっていたでしょう。

F.E.A.R.健在!というリプレイでした。

★★★☆
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2015年09月15日

女勇者が俺のクラスでぼっちになってる


著者:門倉敬介
出版社:富士見ファンタジア文庫
女勇者が俺のクラスでぼっちになってる

主人公は、下上勇気。別世界から転生してきて5年。元世界では「村人」だった。現代からファンタジー世界へ転生するのではなく、ファンタジー世界から現世へ転生するというパターンですね。ヒロインはリーン。彼女も転生してきたのですが、クラスでの自己紹介時に『私は勇者リーン!魔王を追ってこの世界にやって来たの!(クスクス)奴らの情報を…(うわー、何あれコスプレ?)」弁当は「やくそう」趣味は「探索」』とやって、入学早々クラスから浮きまくり…というあらすじになっているのですが、本当に浮いていたんだろうか? そういう描写はまったくなく、どちらかというとクラスに受け入れられていたような気がする。現世に馴染めないリーンは、同じ世界出身の勇気に「現代の攻略法を伝授して」と泣きつかれます。しかしながら、勇気も対人スキル(特に異性)はたいしたことがないようで、アニメやゲームを使って対人スキルをつけようとします。さらには、魔術師や錬金術師、さらには女騎士まで現れ、転生組で「現世に馴染む」ことを目的にした部活動を始めるというストーリーです。当然勇気以外は美少女で、しっかりハーレムしています。

いろいろ設定が生かし切れていないところがどうも…「クラスでぼっち」というのも違うようだし、元世界でのジョブ設定も生かし切れていないですね。「なぜ転生してきたのか?」「なぜこの高校に集まってきているのか?」といった部分に納得できる理由がないため、ご都合主義な作品になってしまっています。

でもリーンたちヒロインズはしっかり描かれていますし、異世界転生という部分を抜いてしまえば、面白いラブコメになっています。ヒロインズが自分の気持ちに素直になっていけば、さらに面白くなりそうです。この部分を中心に話が進んでもいいんじゃないかなあ。

今回は導入部分で、このあと話が展開していくというのを期待してみましょう。

★★
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2015年09月07日

放課後のゲームフレンド、君のいた季節


著者:むらさきゆきや
出版社:MF文庫
放課後のゲームフレンド、君のいた季節

主人公は、えーと、最後まで本名わからなかったような… MMORPGクロスレヴェリで、豹人族の拳士リオーグを操り、卓越した反射神経で「上位喰い」の異名を持つ少年です。
ある日、体育用具室でなにかが倒れる音を聞いたリオは、様子を確認に行きます。するとそこには、棒の下敷きになった少女が…しかもその下には赤い水たまりが…慌てて助けにいくと、その少女はスマホでMMORPGをしている…そんな妙な出会い方をした観月夢亜は、妖精のように可憐な容姿の美少女ですが、廃ゲーマーで性格にも難があるという残念なボッチ少女でした。なぜか彼女に気に入られたリオは、夢亜が引き起こすトラブルに巻き込まれながらもどんどん仲良くなっていき、そんな日々がずっと続くと思い出した頃に…

この作品、続刊ないそうです。でも、でも、でもどう考えて完結していません! 一番重要な部分を読者にぶん投げています。いったいどうしろと…そこでの主人公の選択によって、悲劇になるのかHappyEndが待っているのかが、別れてしまう作品です。いや、基本切ないお話なんですけどね。

夢亜は、明るく振る舞っていますが、難病に冒されており、クリスマス頃には死んでしまう可能性が高い。手術をすれば治る可能性があるけど(50%)、失敗したらそのまま…それが怖くて、夢亜は手術を拒んでいます。そんな切ない設定があります。こちらは、メインストーリーでも描かれるエピソードになっているのですが、この作品にはもう一つ裏設定があります。それはリオの姉が、ある日失踪しているということ。それも普通の失踪ではなく、まるで神隠しにあったような…残されたのはゲームだけで、まるでゲームの世界に旅立ってしまったような感じ… このエピソードが冒頭にあり、夢亜が「わたし、死んだら異世界に行くんです。」なんて言うから、完全に異世界召喚の前振りだと思っていたのに。夢亜の病気も、転生のためのステップだと思っていたのに…

夢亜は、久しぶりにむらさきゆきやさんらしいヒロインでした。「はふぅ」も健在ですし。少々羞恥心にかけるところがあったり、思い切りがいいようで、実は寂しがり屋というところも…そんなヒロインだったのに、あの最後は…

ネットでも賛否両論別れていますね。どちらかというと否定的意見のほうが多いのかな。確かにベテラン作家さんで、打ち切りにあった訳でもないのに、あのラストはなあってのはあります。「主人公とヒロインの未来は想像にお任せします」というのは、よくあるパターンですが、シリーズものの「イントロ」だけ描いて、「後はご自由に」というパターンはあまり聞かないですからね。少なくとも人に勧めにくい作品であることは確かですね。

★★☆
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2015年09月04日

Classroom☆Crisis あなざーくらいしす(1)


著者:あさのハジメ
出版社:MF文庫
Classroom☆Crisis あなざーくらいしす(1)

まったく知らなかったのですが、原作アニメがあるようですね。

主人公は、超一流企業・霧科コーポレーションの先行技術開発部長かつ高校生の霧羽ナギサ。というか、この世界では、普通に高校生が技術者と兼任しているようですね。先行技術開発部教育開発室、通称A-TECは、変人クラスと呼ばれるクラスに集まっています。ナギサは、金食い虫のA-TECを解散させるために派遣された管理職という設定。

まずはA-TECメンバーの弱みを握るため、部下のアンジェリーナが準備した猫型ロボット(デフォルメされた猫ではなく、本当の猫です)を使い、潜入調査をすることに。

ってことなんですが、なにが面白いのかまったくわかりませんでした。原作を知らないというのもあるんでしょうが、それだけではないな。設定の面白さがまったくわからず、sらには、各キャラも中途半端。天才学生たちが集まった学校というのもよくあるパターンですし、変人というには、みなおとなしいです。もっと振り切った変人がいないと、マッドサイエンティストらしさは出てこないですね。

久しぶりに「地雷」という言葉を使おうと思います。

タグ: 地雷
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2015年09月03日

魔界貴族のなつやすみ


著者:哀川譲
出版社:電撃文庫
魔界貴族のなつやすみ

「朝からゲームして、虫を採ったり、釣りをしたり。ただ、ひたすら夏休みです。」
主人公は、魔界貴族のアンセム。アンセムは、悪魔のわりに、価値観が人間とほぼ同じという不思議な人物。魔王からの手紙で休暇をもらい、唯一の領民であるフェンネルと共に日本の田舎に遊びに来て、バス停でフェンネルと言い争いをしている時、偶然花梨という少女と出会います。花梨はかわいいけれど彼氏いない歴=年齢で、夏休みも特に予定がないという少女。そんな彼女は、人に言えない子供の頃の秘密があり……基本的に面倒見のいい花梨の計らいによって、花梨家に滞在することになり、そこで知り合った小学生'sとめいっぱい夏休みを楽しみます。

ということで、悪魔が田舎のバカンスを楽しみ、かつ恋をするという物語です。地主神やカッパ、烏天狗といった妖怪たちも登場する「非現実」な物語のはずなんですが、アンセムたち人外の行動が、あまりにも人間くさく、田舎のごく日常を描いているかのように錯覚してしまいます。アンセムは2200歳ということですが、見た目は大学生くらい。ムダに魔力を使って、遊び倒す姿はすがすがしいですね。

花梨との恋の行方も、古き良き時代の恋愛といった感じで微笑ましいものです。もっとも、花梨とアンセムは大きく寿命が違うため、これから大変なことも多いでしょうけどね。でも二人だったら乗り越えていきそう。

読後感が爽やかな物語でした。

★★★★
タグ:ラブコメ
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2015年09月02日

魔界に召喚れて家庭教師!?(3)


著者:鷲宮だいじん
出版社:電撃文庫
魔界に召喚れて家庭教師!?(3) 〜お姫様と、ゴールイン!!〜

魔界の破産という危機を乗り越えたユージンたち。人間界で法皇陛下が即位するということで、魔界代表でお祝いに人間界へ乗り込みます。ところが、謎の策略にハメられ、亡国の危機に襲われることになってしまいます。というか、危機が多い世界ですねえ。

策略を回避する手段は、国家の威信をかけた大運動会…平和なのか、争いが絶えないのか…当然のように、魔界代表選手は、お姫様たち。なぜかブルマを穿いて運動会開催。ってこの世界の知識はどうなっているんでしょうね? さらに、ユージンも強制的に参加させられることになり、勇者・ザ・ブートキャンプで強化。即席勇者になることは出来るのか?

運動会の種目は、リレーや借り物競走、さらには水泳メドレーリレーといったものですが、そこは魔界と人間界の代理戦争。妨害に関するルールが無茶苦茶甘くなっています。というか、すでに元競技ルールが存在する意味がない状況になっています。このあたり、少々やり過ぎですね。ルール無用になっているので、運動会という設定をした意味がなくなっています。もう少し、ルールを厳しくしておかないと、盛り上がれません。

今回、最終巻となっています。ラストに無理矢理後日譚的なエピソードをぶちこんで、終わらせているという形。どうもこのような終わり方はすっきりしないですね。残念でした。
★★☆
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2015年09月01日

不遇職な俺とポンコツパーティが罠とか作って無双する


著者:藤谷ある
出版社:一迅社文庫
不遇職な俺とポンコツパーティが罠とか作って無双する

魔物の討伐や古代文明の遺産発掘で一攫千金を狙う冒険者達の世界が舞台。主人公・クロウは、知る人も少ないマイナーな「罠士」パーティが組めなければ、冒険に出ることも出来ず、収入がなくなる世界。しかも魔道士や聖職者といった魔法が使える職業が一番人気の世界で、罠士は知名度も人気もない。そのため、食費にも困る有様。

そんな中クロウは、回復魔法が使えない聖職者、装備が買えない貧乏剣士、1種類の魔法しか使えない魔道士たちと出会います。3人は美少女なんですが、なぜかクロウのことが気に入ったようで、押しかけ女房ならぬ押しかけパーティメンバーになろうとします。うやむやのうちに、3人とパーティを組むことになったクロウですが、当然正攻法では勝ち目がない。そのため、クロウの罠士としての能力を生かし、心理戦を挑んでいきます。

ってことなんですが「無双」してませんねえ。せこい手を使って汚く生き残っているという印象しか受けませんでした。それはそれで面白いんだけど、タイトルとのアンマッチがなあ。それぞれのキャラが特技を持っており(本人は自覚していなかったけど)それをクロウが、まとめていくというある意味王道ではあります。タイトルがもう少しマッチしたものだったら、★増やしただろうな。

★★
タグ:★★
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グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 結 百花繚乱のフィナーレ


著者:矢野俊策
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 結 百花繚乱のフィナーレ

ファンタジアとファクトリー二つのリプレイシリーズのクロスオーバーリプレイ。本来であれば、前巻で終了する予定だったのが、思わず続いてしまったというもの。
前回、聖印を取り戻し、ブランシュが作り出した世界から脱出したニーナたち。元の世界に帰還したプロテアが見たのは、焼け落ちたメディニア城とニーナの亡骸… 一方カタリナたちは、打倒ブランシュの決意を固めるが、死んだはずの父王が目の前に現れ…

前巻の感想で「ここで打ち止め」と書いていましたが、ついつい購入してしまっていたようです。で、感想としては「買わなければよかった」というもの。このリプレイは、クリエイターたち(賀東招二、平坂読など)がプレイヤーとなっているのですが、身内のプライベートなパーティを文字にされているようで、どうも楽しくありません。市販リプレイというよりは、ファンブック向けリプレイといった感じ。たぶん、これがアリアンロッドなど私が慣れ親しんだシリーズだったら、感想が変わっていたのでしょうね。グランクレスト自体に馴染めなかったので、仕方がないのかも。

この作品を楽しむためには、グランクレストの世界観が理解できるというのが大前提だったようです。

posted by あにあむ at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴンブック