2015年05月29日

うちの巫女が一番かわいい!


著者:早矢塚かつや
出版社:一迅社文庫
うちの巫女が一番かわいい!

超常なる力を持つ神と人間の混血「デミゴッド」 そのデミゴッドと彼らに使える巫女が集う神座州学園の二回生・新堂碧人が主人公。彼の能力はラッキースケベを巻き起こすこと。そのため、他のデミゴッドや巫女からは「穢れ」と忌み嫌われています。

そんな碧人が、当代一位とも言われる姫巫女・咲夜を、手違いから穢してしまい……って、まあ要するにラブコメ主人公的なことをしてしまったという訳ですが。なぜか咲夜は、穢されたことで、碧人を真の神に育て、神々の祭典・デイバインピックで優勝させようとします。そのために彼女は、碧人と同居することにし、彼の信者を増やすため海の家を経営することに……
って、普通にうらやましいくらい甲斐甲斐しいですね、咲夜。食事の準備はもちろんのこと、掃除洗濯といった家事全般。さらにはお風呂では、髪を洗ってくれるなど……どうやら、マッサージの腕もすごいようで、碧人は「もうだめ…なんかでりゅう!」と叫んでおります。

なんだか、どんどんバカップル化していく二人の周りにいるのも、変なデミゴッドばかり。はじめは、デイバインピックのライバル的立ち位置だったはずが、途中からは碧人を巡るラブコメになってきています。まあ、碧人が「いい人」ですからねえ。

一部異能バトルもあるラブコメですが、倫理規定をどこかに忘れてきてしまったようで、かなりエロコメになっています。ヒロインズが触手攻めに遭うのはお約束ですし、そこまではセーフということにしましょう。しかしながら、碧人の友人デミゴッドは、彼に仕える巫女と森の中でドッキングしております。未遂ではありません。最後までしております。もうね、こうなるとラノベとポルノの差が……

バカップルを題材にした、いいラブコメなんです。お薦めしたいのですが、エロシーンが強烈すぎて万人にお薦めできない……もう少し自重して欲しかった。

★★★
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2015年05月27日

ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(2)


著者:秋田みやび/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(2)

カインガラ分校につかの間の平和が戻りました。ところが、新米教師たちは、生徒から「肖像画が血の涙を流す」など学校の怪談を聞かされます。ほっておくわけにもいかないと、教師達は調査に乗り出すのですが、そこには? 裏では数百年前に滅んだはずの魔法王国の陰謀もあり……

この作品PCよりもNPCが目立っているような気がします。特にヒロインズ。なんどかどんどん影が薄くなっており「いてもいなくても同じじゃないか」状態。まあ、男性キャラもさほど存在感ないんですけどね。プレイヤーの力量ってのあるんだろうけど、それ以上にGMが繰り出すNPCの存在感が強すぎるっていうのが原因でしょうね。どう考えても、乙女力が一番高いのは、ユニコーンだし、NPCにはロリも、もふもふもたくさんいるし…

リプレイを読んでいるというより、台詞の多い小説を読んでいるといった感が強いですね。シナリオが一本道なためなのか、リプレイのまとめ方のせいなのかはわかりませんが…
このシリーズ、私には合わないようですね。

★☆
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ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 伝承のミロワール


著者:藤井忍/F.E.A.R.
出版社:ファミ通文庫
ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 伝承のミロワール

NW3の上級ルールを導入したリプレイ。きくたけ氏が藤井氏へ無茶ぶりするという導入で、これって最近のF.E.A.R.リプレイの定番となっていますね。今回藤井氏に依頼されたのは「日常の危機」「世界滅亡」に新たな要素を加えること。まあ一話で一回世界に危機が訪れるRPGですからねえ。はにゃあな藤井氏が選択したのは「ご当地伝奇」でした。確かにご当地モノはプレイヤーが感情移入しやすいことが多いですからね。でも諸刃の剣であることも事実。それは、ご当地であるが故、細かなディティールが気になるというもの。今回は、架空の加賀見塚市を舞台とすることで、その危険を回避しております。

しかしながら結果としては、失敗だったのかな? PCのうち3人が外様であり(うち一人は蟹だ)あまりご当地感が出ていなかったです。

PCは戦艦大砲を操る高校生、腹ペコ剣士(単に中の人の素という話もある)、三国志の英雄、そして蟹。あまりにも個性豊かなメンバーであり、そんな奴らが集まるところは存在しないだろという感じ。

シナリオは、非常に素直なものでした。特に大きなトリックもなく、ボスキャラも明確で、なにをすべきかはっきり示されています。なので非常に読みやすい。でも記憶に残りにくい作品でした。各キャラはしっかりしていると思うのですが、最後まで蟹になじめなかったですね。身近にいる蟹が、話をし、闘うというのは、シュールというより気持ち悪いものがあります。どうせなら、非現実なキャラのほうが面白かったのでは?

★★☆
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2015年05月19日

このラブリードールは俺の妹ですか?


著者:芦屋六月
出版社:電撃文庫
このラブリードールは俺の妹ですか?

ラブリードールとは、南極一号のことです。
っていうと、ストーリーがそのような方向に進むのかと思われそうですが、実際は映画制作が主体となったラブコメです。

主人公は、日々魅力的に成長していく妹への劣情が抑えきれなくなってきた引きこもりの恋木杳一郎。両親が離婚し、兄と二人暮らしを始めた杳一郎ですが、兄がどこかへ出て行ったきり。そのうち、妹のみさらが遊びに来るようになり、気がつけば…ってやつです。ちなみにみさらは、美少女のようですがぼっちのゲーム好き。っていうか、兄さんがほっておけないのでしょうね。なんせ
『このまま兄さんが態度を改めないのなら、私、リア充になっちゃいますよ? うぇ〜いとか言いながら毎日カラオケやボウリングに行って、その様子をネットのSNSにアップしちゃいますよ? 【イイネ!】いっぱいもらっちゃいますよ? いいんですか? 兄さんは耐えられるんですか!?』
という脅しをするくらいですから…

ある日杳一郎が、兄と間違われ、映画制作会社に拉致されます。兄が逃げ出してしまったため、連れ戻そうとしたようなんですが、代表者で監督である乙黒に脚本の才能を見いだされ、気がつけば乙黒組で映画制作を手伝うことに。その結果として、みさらと遊ぶ時間が減り、上の脅しをされるのですが…

脚本は、杳一郎の「妄想日記」がベース。妹に対して現実では出来ないことを書き綴ったノート。さすがにそのまま映画化すると、いろいろ終わってしまうため、それ以上に面白いことを考えろと指示され、なぜかラブリードールと暮らす男を主人公にすることに…

仮本でラブリードールの名前を「ミサラ」にしていたのが、そのまま本になってしまったり、人形師に作ってもらったラブリードールがみさらそっくりだったり…

乙黒組のメンバーもハゲのおかま、ネットアイドル、合法ロリ、二次元しか愛せないカメラマンなど、くせ者そろい。そこに、お嬢様ヒロインも登場し、ラブコメが繰り広げられます。

映画をテーマとしたラノベは「花x華」などがありますが、それに比べると映画制作のノウハウは、あまり出てきません。それよりもラブコメのほうが面白い作品ですね。

かなり出オチ感の強い作品なので、続編は期待できそうにありません。でも、このメンバーの別の物語を見てみたい気もしますね。

★★★★
posted by あにあむ at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫

2015年05月18日

世界の敵の超強撃!(3)


著者:霜野おつかい
出版社:GA文庫
世界の敵の超強撃!(3)

竜司たちに嫌疑がかけられ、学園長・綾神姫子によって、かつて災厄の魔獣の捕獲に成功したとされる「原初の七人」が招集されます。とはいえ、どこかおかしな人たちばかりなんですが…斬れぬものがない老剣豪。魔物を地球に連れ帰った少女。さらには知識欲が、善悪を凌駕する女、己の正義の貫く・伽藍。などなど。伽藍の奥の手が、竜司の最強にヒビを入れて…

ということで、今回は全編バトル中心となっています。前巻でリリティカが「元神様」ということが、明かされましたが、今回はほとんど出番なし。ほぼ竜司のバトルシーンで構成されています。

俺ツエーの特徴として、強さがインフレを起こしてしまい、面白さがそがれてしまうというのがよくありますが、この作品もギリギリのバランスで成り立っているようです。あと少し、異能バトルが増えたら、もう読むのやめようかなと。

今回ラブコメ成分が少なかったのが、非常に残念です。もう少しラブコメシーンを入れて欲しかったですね。


★★☆
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2015年05月16日

落第騎士の英雄譚 零


著者:海空りく
出版社:GA文庫
落第騎士の英雄譚 零

短編集になっています。時系列で6本。どのエピソードも、重要な部分はなく、輝を中心としたラブコメ部分を取り出した形になっています。もう少し各キャラの影の部分などが語られると思っていたので、少々肩すかしをくらった感じです。特に西京寧音と修行をするステラのエピソード。ここは、本編でまったく語られていないので、ストーリーを補完する意味でも、もう少し詳しく描いて欲しかった。
唯一、本編の補完をしているのが、ラストの一輝が、破軍学園に入学するまでのエピソードを描いた短編。短編集というのは、こういった情報を補完するストーリーが面白いんですけどね。

今回は、あまり強さのインフレは発生していません。どちらかというと初々しいエピソードばかりです。珠雫がステラを認めていく過程など、どこにでもありそうな青春群像。

本編のほうは、強さのインフラが激しく読むのを保留していますが、こういう短編集はたまにはいいですね。

★★★
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ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー


著者:葵せきな
出版社:富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー

主人公は、雨野景太。特に目立った特徴はなく、平凡な日常を愛しているわけでもなく、純粋にゲームが好きというだけ。そんなぼっちキャラな景太が、学園一の美少女・天道花憐に「…私に付き合って、ゲーム部に、入ってみない?」と誘われます。二つ返事で見学に同行するのですが、そこでみたゲーム部のスタンスに違和感を感じ、入部を断ってしまいます。

まさか自分が断られると思っていなかった花憐は、なぜか景太を異性として意識するようになってきて…それを応援(というかからかう?)しようとする同級生の企みで、まずは景太が女性に慣れられるよう、似たようなヲタ女子をナンパするよう指示。景太は、それを真に受け、その子のところに行ったところ…趣味が一致。好きなゲームも同じと、運命を感じるような出会いになり、わずかの間に相手を名前で呼ぶようになります。ところが、たった一つの価値観の違いにより、世紀の大げんかまで発展。ある意味超スピードな、二人にまわりは唖然とするのですが…

コミュニケーションが苦手な少年が、周りの影響によって、少しずつ打ち解けていくストーリーになっています。その道具が「ゲーム」となっており、基本ゲーム好きが主役な作品です。

景太の性格がちょっとうざいですね。中途半端に人の心を読むため、ややこしくなっています。正直友達になりたくないタイプ。でもなぜか女性からは人気があるようで、そのため、ややこしい状況になってきています。この作者さんの場合、ダークサイドに落ちることがあるので、それだけが心配。頼むから、ヒロインをヤンデレ化しないでね。

★★★
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2015年05月15日

妹さえいればいい。


著者:平坂読
出版社:ガガガ文庫
妹さえいればいい。

「アマゾンレビューは貴様の日記帳ではない!」と荒ぶる小説家・羽島伊月が主人公。ラノベにしては珍しく成人男性の主人公です。彼の作風は、徹底的に妹を愛するというもの。究極の妹を創造するために、日夜奮闘しています。
彼の周りには、個性豊かな人々が集まっています。一番手は、初対面時に緊張のあまり伊月に向かって吐いた美少女作家・可児那由多。伊月の作品を愛するあまり、なぜか伊月にも猛烈な愛情をもつようになってしまった少女。その作家才能はとてつもないもので、彼女の作品を読んだ伊月がへこむほど。作品だけでなく、伊月に対する愛情表現も激しく、かなりストレートに伊月に迫ります。次に恋・友情・夢に悩む青春三冠王・白川京。彼女も、なぜか伊月に恋愛感情を抱いています。一見ビッチだけど、実はすごく純情な女子大生(酒好き)。表面上は、伊月と仲良くしている優しい男・不破春斗。その実、伊月に対して強烈なライバル意識を持っています。さらに人生をなめきった天才イラストレーター・ぷりけつ。さらには、編集者。土岐健次郎。最後に、どうみても美少女な伊月の弟。

基本は、伊月の部屋でストーリーが進むのですが、途中沖繩や北海道にも旅行に行きます。とはいえ、目立ったストーリーは特になく、登場人物たちの日常の悩みが語られていきます。

日常ラブコメというジャンルだそうです。あまり大きな物語の展開はなく、日常だけが描かれているのですが、その狭い世界で繰り広げられる人間関係が楽しいですね。ラストには、仕掛けもあり、続刊が楽しみです。

★★★☆
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2015年05月14日

究極残念奥義―賢者無双―


著者:松山剛
出版社:一迅社文庫
究極残念奥義―賢者無双―

主人公は、カゲウス・インビジブルという「世界一影の薄い男」 生まれつき魔力が少ないため、何をしても誰にも気づいてもらえないという不幸な人物。食堂に入っても、いつまでも注文を取ってもらえない。などなど……ちょっと無茶な設定ですけどね。根は善人なので、悪事を働くということも出来ず、家のとなりに出来た銭湯を覗く(というか、堂々と女風呂に入っていく)日々。
そんなある日、浴場で旅の盗賊。サンディにバレてしまいます。彼女が持っていた「真実の七鏡」というアイテムのせい。あまりにも残念なカゲウスを更正するという理由で、彼を「真実の七鏡」集めの旅に同行させようとします。ってこの時のサンディのつぶやきは、伏線というにはあまりにもあからさまでした。さらに、カゲウスの妹も同行すると言いだし、途中からはサンディの妹分も登場。美少女3人+αという不思議なパーティで、ファンタジーの王道を行く、アイテム集めの旅が始まります。

主人公は適度にすけべだし、ヒロインズの好感度も高いし、会話も軽快。すごく読みやすい作品です。ただアイテムを回収するエピソードが短すぎるのが欠点ですね。ページ数の問題なのでしょうが、あまり盛り上がりがなく集まっており、冒険譚としての楽しみがそがれています。一冊で一個程度のペースでないと、盛り上がれないですね。まあ、そうすると、それぞれのエピソードを差別化しないといけなくなるから、難しいのかな? 基本的に能力が限られたパーティですからね。

この作品のタイトルの意味…これが出てきたときは、腰が砕けました。まあね、賢者タイムとはいいますよ。でもそれを異能の具現時間に変換するってのは… 最近のラノベは、女の子が「イク」というのが、普通に表現されるようになっていますが、男のほうは、ぼかしていました(っていうか、下手すると問題になるから) この作品は、女の子のそういったシーンはまったくなく、男のシーンが多数。それもソロで……なんか諸行無常といった感じを受けますね。

なおタイトルには「〜俺が悪いんじゃない、俺のことを無視するおまえらが悪いのだ〜」というサブタイトルがついております。

★★★
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2015年05月07日

閃光のホワイトアウト(3)


著者:明秀一
出版社:ぽにきゃんBOOKS
閃光のホワイトアウト(3)

今回でシリーズ完結です。ようやく、変なあおり文句がなくなったようです。
今回も「電脳害悪駆除抗体」通称魔法少女として、佐倉松雪は頑張っています。本当は、男だという、バレてしまうと、社会的に終わってしまう秘密を持つ松雪。松雪の本当の性別を知っている、詩織はまだツンのまま。しかしながら、火乃香は、彼の性別を知らないはずなのに、告白してくる……もしかしてバレてしまっているのか? それとも百合なのか? ある意味人生の岐路に立たされている松雪です。

今回の敵は、詩織の妹である沙織。クイーンとなってしまい、魔法少女を攻撃してきます。詩織は、どうしても沙織を攻撃出来ない。さらに、ウィルスの力を用いて、魔法少女を取りこんでいく沙織。ついには火乃香もクイーンにされてしまい…… サーバ最大の危機を迎えます。

今回も、気の抜ける戦闘シーンがあります。しかしながら、クイーン・沙織との戦いは、ウィルスの増大により、中継カメラが入らず、普通にシビアな戦いになります。やっぱこのほうが、落ち着きますね。どうしても動画サイトのノリについていけなかったので、安心して読み進めることが出来ました。

今回で最終巻ということで、後半はかなりバタバタな展開になっています。敵が強すぎたにもかかわらず、あっさりと終わっています。もう少し盛り上がって欲しかったですね。
★★★
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魔王子グレイの勇者生活(2)


著者:広岡威吹
出版社:GA文庫
魔王子グレイの勇者生活(2)

王立図書館の勇者魔法を閲覧出来れば、自らにかけられた魔力の封印を解く手がかりがあるのでは? との考えから、グレイはエリーと共に王宮を訪問します。勇者でなければ、閲覧出来ない資料。それをなんとか閲覧しようと、王女テルティアの護衛を引き受け、王女に恩を売ろうと考えます。当初は、簡単な護衛と思われたのが、裏ではテルティアを狙う騎士団長・バヌトリウスの策謀が動き出しており…そんな折、街で王女そっくりの少女・ピュアと出会いますが、彼女にはとんでもない秘密が隠されていました。

前巻でも規格外の身体能力を発揮していたグレイですが、さらにその能力に磨きがかかっています。ついでに、女性を落とす能力もさらに磨かれており、ついには一国の王女ですら、その毒牙に……って違うか。本当、いろんな属性の女性を落としていきますね。ピュアもなにげに、落ちているような気がします。まあ彼女の場合、いろいろと秘密があるのですが……

今回のグレイの行動は、ある意味「自分が一番大切」という魔族の考えに沿ったものだったのかも知れません。テルティアも、自らの呪いを解く情報へ近づくための道具と考えていた節があります。前巻のサラに対する態度は、純粋に「守りたい」というものだったように思えますので、サラが一番というのは、揺るぎない状況なのかも知れません。

魔族側の陰謀は、まだまだ続くようです。果たしてグレイは、呪いを解くことが出来るのでしょうか? このまま進むと、呪いは解けても、女難が待ってそうですが……

★★★☆
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長門有希ちゃんの消失 とある一日


著者:新木伸
出版社:スニーカー文庫
長門有希ちゃんの消失 とある一日

先にいいます。ハルヒシリーズ、まったく読んだことありません。アニメも見たことありません(いつ放送されていたのかも、知らない) そんな人間がなぜスピンアウト作品に手を出したのかというと、作者買いしたから。元作品をまったく知らないので、「長門有希」ってのが、ハルヒシリーズの登場人物ということも知りませんでした。普通に、新木さんの新作だと思って…

作品は、4コマ小説です。なので、あまりキャラクターの関係性に深く踏み込むシーンはなく、元作品を知らなくても、案外読みやすいものでした。そうはいっても、キャラクターの性格もわからないので、なにを言っているのか不明なシーンもあります。まあ元作品を知っていて、そのファン向けに書かれた作品なのだから、当然ですよね。

あっという間に読み終わりましたが、やはりなにも残りませんでしたね。スピンアウト作品は、元作品を読んでからという当たり前の結論になってしまいました。

★の数は、知らなくても楽しめた部分もあるということでプラス。元作品への興味が湧かなかったという点でマイナスしております。

★★
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posted by あにあむ at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫