2019年12月09日

恋愛経験ゼロですけど、私を選んでくれますか?


著者:猫又ぬこ
出版社:HJ文庫
恋愛経験ゼロですけど、私を選んでくれますか?

主人公・桜士は、クールを装っているものの、中身は普通の男子高校生。そんな桜士がある日連続で3人の女の子を助けることになる。その翌日、2通のラブレターを受け取るが、名前がない。書かれている内容からすると、前日助けた無邪気な巨乳の先輩』『ギャル風の同級生』『儚げな黒髪の後輩』のうち、二人。対応を誤ると、全員から嫌われる可能性のある状況。三人が所属する「お姫様研究所」で彼女たちの「私たちの王子様になりなさい!!」という要求に答え、王子様ハーレムを続けながら、差出人を探すことに。彼女たちの要求は「王子様のキスをされてみたい」だの、ぽんこつでえっちなもの。別にこのままでもいいんじゃない?

今のところ、重い話はまったくない、そのかわり、大きなイベントもない日常系ラブコメとなっています。基本3人のJKはぽんこつですし、主人公も「クール系」を装っているだけの、世話焼き男子。悪者が存在せず、えっちであるものの、エロは出てこないという、ある意味少し前の健全なラノベラブコメです。あまりにも軽いので、あっという間に読了できますが、その分記憶に残る部分は少ないですね。

今回はほとんと登場しなかった、桜士の母親と妹が登場したら、ストーリーが一気に動き出しそうですね。ヒロインズを一気に食ってしまいそうな、濃いキャラの予感がします。
★★★
posted by あにあむ at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | HJ文庫

2019年12月03日

フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記(7)


著者:気がつけば毛玉
出版社:スニーカー文庫
フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記(7)

青い空!白い雲!目にも眩しい真っ赤な太陽! そんな夏の到来に、仕事のやる気を完全になくした貴大。そんな貴大に、なぜかユミエルから長期休暇の許可が。やる気MAXになった貴大は、残りの仕事をササッと片付け、いざ南国の楽園へ! そこに待ち受けていたのは、ゆったりしたバカンスではなかった……

働くことが嫌いで、フリーライフを望む貴大。でもユミエルの監視によって、なかなか休むことが出来ません。ところがいつもは休むことに消極的(というか、反対)なユミエルが、長期休暇を認めます。少しでも早くバカンスに行きたい貴大は、スキルを使いまくり、残りの仕事を片付けていくのですが、このあたりは単なる前振りでしかありません。なんとか仕事を片付けた貴大はユミエルを伴って南国へ。海を見たユミエルも、心なしかワクワク感が。予定もせず、突然決まったバカンスなので、宿も予約しておらず、そこはお約束で、一部屋しか空いておらず、妙にユミエルのことを意識する貴大。そんなうれし恥ずかしのラブコメ展開が続くはずのところに、白黒コンビが登場。結局いつものドタバタが始まります。イルカに乗ったり、抱きつきコバンザメごっこ(なんなんだ?)をしたりと楽しみ、転移魔法で無人島に上陸! 時間を忘れてバカンスを楽しもうとしたら、今度は貴大の生徒たちが漂流してきていて……貴大先生によるサバイバル実践教室が開かれることに。

今回は、あまり不穏な動きは出てきませんでした。初期のノリに戻った感じですね。フリーライフというタイトル通り、このままハッピーエンドに向かって欲しいですね。貴大が誰を選ぶのか(って、ユミエルの一人勝ちのような気もしますが)ラブコメで楽しませて欲しいです。

★★★
posted by あにあむ at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫

2019年12月02日

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(8)


著者:花間燈
出版社:MF文庫
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(8)

「私たち、付き合ってみよっか?」という流れで、生徒会長の鷹崎志帆先輩の恋人のフリをすることになった慧輝。最近先輩につきまとっているストーカーがいるため、慧輝という恋人がいるところを見せて、諦めてもらおうというもの。当然書道部の面々からは、白い目で見られることに……さらには小春先輩と翔馬の恋の悩みに、夕妃との休日デートなどなど。今回も慧輝はモテ放題。

ストーカー対策として「恋人の振り」するってのは、最悪の手段と思われます。ストーキングするような、粘着質タイプが「相手に恋人がいる。じゃ、あきらめよう」となるわけない。完全に逆上させてしまう流れですよね。で、実際今回もそうなっています。それゆえ、慧輝は頑張って犯人を突き止めようとするのですが、それは難しいようです。
書道部の面々は、みな一級の美少女。生徒会の二人も美少女。で、そんな美少女たちに好意を寄せられている慧輝ですが、残念なのは全員「変態」なこと。匂いフェチ、S嗜好、M嗜好、露出嗜好、ついでにロリ嗜好……慧輝に寄ってくる美少女はみな変態。そんな中、志帆は、非常にまともに見える美少女。そんな女性から「恋人のふり」として、膝枕してもらったり、デートしたりしたら、そりゃ、本当に好きになってしまうがな!ですね。ところが、この小説は「変態が湧いてくる」がウリ。当然志帆も普通じゃなかったです。

そろそろ変態打ち止めかな? と思ったのですが、まだまだ出てきそうですね。しかもその「変態さ」が明後日の方向に行っていないのがすごい! エスカレートして、非現実的なものになったり、ストーリーと関係のないものになりがちですが、ちゃんと変態が意味をなしている(私はなにがいいたいんだろう?)ので、楽しいです。

★★★☆
posted by あにあむ at 15:49| Comment(1) | TrackBack(0) | MF文庫