2017年10月20日

編集さんとJK作家の正しいつきあい方(2)


著者:あさのハジメ
出版社:ファンタジア文庫
編集さんとJK作家の正しいつきあい方(2)

高校生で、すでに社畜としてラノベ編集者の冴原吹雪。といいながら、彼は下宿先「なつめ荘」で幼なじみなど美少女現役作家と作家志望妹と同居状態。さらに「もう限界です、ご主人様。さあ、脱ぎ脱ぎしましょうね?」と、自作ヒロインになりきるトンデモ執筆スタイルの美沙。さらにその秘密が、幼なじみでもあるミシェルにもばれ、彼女もヒロインを演じると言いだし、美少女二人から猛アプローチを受けるという、おいしい状態に。さらに従妹の執筆定位置は、吹雪の膝の上…これは社畜というより「リア充爆発しろ」な状況。それでも「一応」吹雪は編集脳ということで、二人のアプローチにも屈していないようで、そこは思春期男子。しっかり反応はしているようです。

今回は、ミシェルの新作が一番のテーマ。「売れる作品」と「書きたい作品」という葛藤が描かれています。でも、このテーマって、もう飽き飽きするくらい、いろんな作品で取り上げられていますよね。なんか特徴があればいいのですが、残念ながらテンプレなままなので、あまり盛り上がりが…今回従妹の存在価値がまったくない状況になっています。
前巻でも感じたのですが、もう少しヒロインが可愛ければ面白い作品になりそうなんですけどねえ。ミシェルのエセ関西弁がすべてを台無しにしているような気がします。

せっかく、同居ラブコメになっているのだから、もう少しヒロインをデレさせて下さい。そのほうが楽しめます。

★★
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2017年10月18日

ヴァルハラの晩ご飯(5)


著者:三鏡一敏
出版社:電撃文庫
ヴァルハラの晩ご飯(5) 〜ドラゴンと神殺しの主菜〜

前巻でブリュンヒルデ明らかになったセイの秘密。それは、見るものの所有欲をかきたて、最終的に手にしたものを死に至らしめるという呪いの指輪「アンドヴァラナウト」でした。ロキとブリュンヒルデに協力してもらい、呪いを押さえることに成功しているけれど、根本的な解決になっていないので、3人で手がかりを捜索中。そんな中、フレイヤのライブが開催されることになり…死んでも日暮れとともに生き返るイノシシ・セイの物語も最終巻(だと思う)。

今回のセイは、脳天気なだけでなく、自分の存在価値について悩みを抱えています。周りが幸せになってほしいのに、自分がいることで周りが不幸になる。ならいっそ自分なんていないほうがいいのではないか? 一度はヴァルハラを去る決意をするセイでしたが、やはりロキたち、特にブリュンヒルデが恋しくて…

テーマは重いです。戦乙女姉妹がセイのことを意識していたのは、セイそのものの魅力ではなく、呪いによるものではないのか? って彼女たちはそれでも悩まずに前を向いているんですけどね。基本前向きなキャラクターが多いので、救いがない暗さというのはありません。どこまでいってもセイはセイ。自分ができる範囲で頑張っていくのが一番という流れです。後半はかなり驚かされる展開になっていますけどね。

★★★
posted by あにあむ at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫

バブみネーター


著者:壱日千次
出版社:MF文庫
バブみネーター

年下母と年下姉にバブみを見つけた天才少年が描かれているのでしょうが、正直どうでもいいや。はじめは、なにか壮大な裏がある物語なのかと思って、読み進めたのですが、結局最後まで同じ。途中で読むのやめました。地雷は数多くあれど、途中で読むのやめるほどの地雷は久しぶりです。

タグ:地雷
posted by あにあむ at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫